<建主さんへのメッセージ> 住宅で満足感を決定づける最大の要素は快適な住環境や心地よさです。視覚的・造形的に豊かな空間でも、住環境性能をないがしろにしては優れた住宅とは言えません。エネルギー消費量を削減させながら住環境性能を向上させ、その上に機能的なプランや豊かな造形色彩空間を実現させるべきです。それこそが21世紀の住宅の新基準、本道です。 僕は設計段階で住環境性能を具体的数値で試算し、設計中のプランへフィードバックさせることで平断面プランや造形デザイン決定しています。多くの設計事務所は耐震性能を計算で確認していますが、住環境性能を計算で確認している設計事務所はほとんどありません。これは住環境性能に責任を持たないということと同じです。乗用車の選定で走行性能・燃費・内外デザイン・シートレイアウトなどを総合的に判断して購入するように、住宅では住環境性能や居住時の光熱費を定量的に確認すべきです。 私が作る住宅に衝撃性はありません。私は敷地特性を生かした住宅、自然エネルギーを有効活用した品の良いデザイン住宅をつくりたいと考えています。ハウスメーカーでは実現できない、温熱性能と快適性や健康性の関係を熟知した設計事務所でしか実現できない「快適健康性能+Design」住宅を目指しています。
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