良い家ってものを常に模索しています。良く学び、よく遊び、すべての経験を活かして設計する事をモットーとしています。

最近の関心事は子供室のあり方です。いつも頭を悩まされています。個人的には、快適な子供室を作るのではなく、OPENなスペースで計画する事が多い気がします。ゆとりのある子供室というものではなく、必要最低限のスペースで計画しています。別に勉強などをする「場」は計画します。 これからパソコンがもっともっと普及してくるであろうことを考えると、快適な個室でパソコンさえあれば、なんでも出来るというのは違う気がしています。

寝室としての最低限のスペースとは別のOPENな部分に勉強やパソコンが出来る機能を持たせれば、そこで家族のコミュニケーションが生まれるでしょうし、OPENであるがゆえにゆずりあいや、共有する等、他人を思いやる心もそこで学んでほしいと思っています。

難しい問題で、正解が無い様な気もしていますが、これからも考えて行きたい事のひとつです。

1980　・岡山県生まれ

1999　・摂南大学工学部建築学科入学

2003　・積水ハウス㈱入社

2011　・ARTBOX建築工房一級建築士事務所を協同開設