【茨城県の専門家一覧】
茨城県で活動する建築家・設計事務所の一覧です。ここから検索して気になる建築家に、設計料・工事費の見積相談、資料請求、プラン提案などを直接、依頼することができます。茨城県で住宅
もっと見る設計を手がける建築家・設計事務所が手がけた、住宅作品の実績や写真、設計料・工事費用の目安、資料の請求の方法などの情報がご覧いただけます。茨城県で家づくりの専門家をお探しの方は、ぜひご利用ください。
【茨城県ってどんな街?】
茨城県は、関東の北東に位置していて中央に県庁所在地の水戸市があります。北側には日立市や、ひたちなか市といった工業地帯があり、太平洋に面していて八溝山地など自然豊かな地域。西は関東平野の真ん中で農業が盛んな内陸部です。そして県の南方面は「筑波研究学園都市」や「首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス」が整備された「東京特別区」としての開発が進められたエリアと、日本の中でもかなりバリエーションに富んだ魅力的な県です。
特に、県の南の地域の西側は「つくばエクスプレス(TX)沿線地区」とも呼ばれていて「つくばエクスプレス」「常磐自動車道」といった交通網が発達していて首都圏への通勤などのアクセスがよいエリアとして注目を浴びています。この地域にある「つくば市」は1985年に開催された「国際科学技術博覧会」や、世界でもトップレベルの研究学園都市「筑波研究学園都市」「筑波大学筑波キャンパス」などのイメージが強く未来的な印象があります。
【茨城県の建築家と著名建築物について】
茨城県出身の建築家でまず挙げておきたいのが土浦亀城(つちうら・かめき)氏です。戦前のモダニズム建築を牽引した一人で、東京都有形文化財に指定されている品川区の「土浦亀城邸」(竣工:1935年)や戦後の現存する建物で「銀座シネパトス」(竣工:1952年)などが知られています。そして日本初の高層ビル「霞が関ビル」(竣工:1968年)では鹿島建設のリーダー的存在として指揮に当たったことでよく知られています。そして「建築界のノーベル賞」と呼ばれる「プリツカー賞」を女性として2人に受賞した世界的建築家・妹島和世氏も同県・日立市の出身です。このように、茨城県はそれぞれの時代にワールドワイドな建築家を輩出した土地でもあるのです。
茨城県で、いまもっとも旬な建築で世界中から注目を浴びている建築物のひとつが、妹島和世氏が故郷の日立市にデザインした「日立駅自由通路及び橋上駅舎」(竣工:2011年)。これは駅舎のあたらしいスタイルとしてマスコミでも話題になりました。そのほかにも磯崎新氏設計の、ポストモダン建築の代表作「つくばセンタービル」(竣工:1983年)、同じく磯崎氏による「水戸芸術館」(竣工:1990年)などシャープなデザインの建物があることでも知られています。一方、水戸市の国の特別史跡にもなっている「旧弘道館」(建造:江戸時代後期)や、坂東市にある戦国時代の城郭「逆井城(さかさいじょう)」(築城:享徳年間)など、歴史的な建造物も混在しているところが茨城県の建築物の懐の深さを示しているといえるでしょう。
【まとめ】
茨城県は南北に広がっていて、行政の中心の水戸市のある中央部、工業地帯や農業もある内陸部、太平洋に面した自然あふれる東部、そして東京のベッドタウンとしての役割も持つ南部と、さまざまな側面をもった魅力的なエリアです。それぞれのライフスタイルに合った地域をこのリストから検討して、茨城県で家探しをするときの参考にしてください。