家の顔とも言える玄関。長く住み続ける家だからこそ、毎日帰宅して扉を開けた時の印象は大切にしたいですよね。また、ゲストから最初に見られるのも玄関です。家に一歩足を踏み入れた瞬間に好印象を持たれるような、センスの良い玄関を作りませんか?
ぬくもりたっぷり、テラコッタのタイル
素材のぬくもりが感じられるテラコッタのタイルを敷いたエントランス。広々とした空間は土間として使うことができ、自転車や植物を置くのにぴったりです。リビングとの境はガラスの引き戸で仕切ることで、広さや開放感を生み出しています。アーチ型の扉も、まるでおとぎ話に出てくる家のようなかわいらしい雰囲気です。
アクセントカラーの壁紙で個性を発揮
玄関を入った途端、目に飛び込んでくるのはライトブルーの壁紙。廊下と兼用の玄関ホールは決して広いスペースではありませんが、壁紙の淡いブルーが無垢材の床やドアによく映え、センスの良さを感じさせます。日本の住宅では無難な白い壁紙が選ばれがちですが、思い切って他の色の壁紙を使うことで、一気に北欧風のおしゃれな室内になりますよ。
ゲストの目を楽しませる中庭の眺望
玄関とリビングを結ぶ廊下の左右に大きな窓を設け、左右の中庭が見えるようにした住宅です。この写真はリビングからエントランスを見たものですが、通される来客は左右の景色を眺めながらリビングに入ってくることになります。自然光が降り注ぐ明るい中庭はよく手入れされ、それだけで1つのアート作品のよう。インパクト絶大、ゲストへの最高のおもてなしと言えるでしょう。
レンガタイルと壁掛け自転車で、一気に海外風
見た瞬間、「ここは海外?」と思わせる、こなれたセンスの玄関。最大の功労者はレンガタイルです。これがあるだけで、ニューヨークの歴史あるアパートのようなビンテージ感のある雰囲気に。壁掛けした自転車が、都会的な空気を作り出すのに一役買っています。ここでも玄関ホールは土間として使用しており、実用性も高い作りです。
縦にも横にも広がる開放的な空間
最後にご紹介するこちらの住宅は玄関ホールが吹き抜けになっており、開放感バツグン。大きなシンボルツリーのある土間は、縦にも横にも十分なスペースのある伸びやかな空間。ゲストがドアを開けた瞬間、「広い!」と驚く様子が目に浮かぶようです。玄関ホールは縁台を通じてリビングへもつながり、ある意味で家の中心とも言えるほどの存在感を放っています。
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ライター/writer 玉置