年末年始、1年分の汚れをすっきり落とす、大掃除の季節がもうすぐやってきます。結局時間がなくて押入れや収納だなに荷物を詰め込んで終了という方も多いのではないでしょうか?今回は新年の始まりをすっきり過ごすための収納技をご紹介します。取り出すことを前提に収納すれば、どこに何があったか忘れることもなくすっきり片付きます。断捨離も兼ねて、ぜひ実行してみてください。
キッチン、「見せる」と「しまう」収納を駆使する
どうしても食器や調理器具が増えてしまうキッチン回りは、見せる収納としまう収納の両方を駆使して程よいバランスの良い空間に仕立ててみてください。より生活感のにじみ出てしまうカトラリー類や調理器具は、食器棚にすっきり収納するのがベストです。鍋やフライパンなどは、スペースのことを考えてキッチンフード部分に吊り下げる収納もアイデアの一つ。また、コーヒーツールやこだわりのある食器類などは、インテリアのように飾って見せる収納をするとキッチンのアクセントにもなります。
リビング、飾るを意識した収納を考える
家族が集まる空間、リビングにはなるべく物は置かずにすっきりさせるのがベストです。お土産や写真など家族全員が共有できる思い出の品などは、飾り棚を活用して収納してみてください。その際に、アイテム同士のスペースをゆったり持たせたり、棚のスペースの間に小さな観葉植物などを飾ると、ごちゃごちゃせずにすっきりとした空間をキープすることができます。また、リビングに散乱しがちなDVDやデッキなどは一箇所にまとめてしまいしょう。しまう場所を決めれば、どこに何があるか一目瞭然です。
本棚、インテリアのような収納を意識する
読書が趣味の方や沢山の書籍を所有している方に欠かせない収納場所が本棚です。本棚もただみっちりと隙間無く背表紙だけが揃っている状態だと、図書館のようで味気がないので、少し遊び心をプラスしてみるとイメージが一新します。例えば、表紙の体裁が美しいものや図鑑、写真集などは表紙のインパクトが大なので、表紙を表にして飾れば、おしゃれな本屋さんのような仕立てにすることもできます。また、書籍の間に文房具類をさりげなかく収納するのも良いでしょう。
取りやすさのことも考え、重量のある書籍は落ちた際の衝撃が少ないよう下段、良く読む書籍は取り出しやすよい中段、普段あまり読まない本は手が届きにくい上段に収納すると使い勝手もよいです。
洋服、ボックスを多用してすっきりな収納を
整理するのが最も億劫になる洋服の収納は、朝の準備の時にも手間取らないようにどこに何があるのかわかるのがベストです。もちろんすべての洋服をハンガーにかけて収納できるスペースがあればベストですが、収納スペースが限られている場合には、収納ボックスなどをフル活用し、すっきりと収納しましょう。
コートやワインピース、Yシャツ、ブレザー、ネクタイなど、丈がある程度あるものやしわになって困るものを優先的にハンガーで吊るし、そのほか畳んで収納するものに関してはご家族それぞれの収納ボックスに分けてしまいましょう。また、季節ごとに分けておくとわざわざシーズンごとに衣替えをすることなくボックスだけで入れ替えをすればよいので、その方法もおすすめです。
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ライター/writer 栗原