家を作るなら、家具も新しく買いたいなぁと思われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、どうせなら家具も建築家にお願いしてみませんか?
素材やサイズ、収納したいものや、送りたいライフスタイルまで相談して、細かいリクエストが可能ですし、なんといっても家づくりの一部になりますから、デザインの一体感が違います。
建築家ならではのアイデアと職人の技で、使いやすさとデザインを兼ね備えた、造りつけの家具を作った実例をみてみましょう。
シンプルで多機能な造作家具
シンプルな空間に合うシンプルな家具。
今回の造作家具はテレビ台。
床の色との調和や、シンプルでスタイリッシュな空間になじむデザインもさることながら、台の下部は収納になっており、オーディオビジュアル機器、DVD、CDなどの収納に使用でき、さらにエアコンまでも収納されているという、機能性の高さ。
これは既製品には望めない機能ですよね。
必要なものをヒアリングして、デザイン性をキープしつつ、機能性も高いものを造るのが、プロの仕事、ですね。
動く、家具
造作家具も、ここまで来たか!という感じです。
なんと、この造作家具、部屋をもう一つ作れるというのですから、驚きです。
普段は広く使って、来客時に部屋を作ったり、子供の遊び部屋として使ったり。。。フレキシブルにもほどがある!
このお宅、他にもロフト付書斎や、壁一面の収納など、造作家具が随所にあります。
コストダウンを考えて、カット加工された家具パーツが届いたらクライアントさんがビスで組立てて設置することが出来るという、かゆいところに手が届くその気遣いは、プロならではですね。
コスト面でも有効なんです、造作家具
こちらの壁一面の家具も造作家具ですが、下部の引き出し部分には既製品を利用しています。
安くできるところは造作家具で作りつつ、既製品を利用しながら、その既製品に合わせてサイズを自由に作れるところが造作家具のいいところ。
コストの面でもプロに相談して、デザインの高さはキープしつつ、抑えるところは抑える。
これは、様々な要望に応える引き出しの多さが問われるところですね。
建築家魂に火が付くようなリクエストをガンガンしてみてください!
必要なものが全て収まる!スッキリ暮らせる造作家具
ここに、生活の全てが詰まっている!
キッチンや収納、テレビ台も組込んだ、一体型壁面造作家具です。
勾配天井を利用した壁一面の収納ですから、通常の家具を置いたら当然デッドスペースとなる部分までも、有効に収納スペースとして使えます。
大小様々なものが収まっていますが、何故かスッキリして見えるのは、やはり、家と一体になっている造作家具という、全体的な統一感から来る視覚的効果のような気がしますね。
関連まめ知識
関連Q&A
ライター/writer amodanca