ひと工夫を施した、こだわりのベッドルーム

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ベッドルームというと、毎日の睡眠にとても重要なスペースというのは誰でも知っていることですよね。
快適な寝室をベースにして、プラスアルファの工夫があると寝室はもっと魅力的なスペースになるのではないでしょうか。
今回は収納スペースや間仕切りといった、さまざまなアイデアが詰まったベッドルームをご紹介しましょう。
自分だけのこだわりベッドルームのヒントとして、参照していただくと幸いです。

生活スタイルが異なっていても間仕切りで解決

間仕切りをベッドとベッドの間に配置した主寝室。就寝時間が違うパートナーのために、睡眠が妨げられないよう工夫が施されています。
さらに、こちらの寝室は間仕切りが収納できるため広々とした大きなワンフロアとして使用することも可能です。
なお、間仕切りはさまざまな活用方法があります。たとえば寝室でパソコンから漏れる光をシャットアウトするために、間仕切りを設置することも考えられるでしょう。

畳下が収納スペースのフレキシブル寝室

70㎡・1LDKのマンションをリフォームした事例です。
11畳あった寝室を2部屋に区切って、ひとつを小上がりつきの畳敷き寝室に。もう1部屋は、コンパクトな子ども部屋へとチェンジしました。
こちらの畳敷き寝室の下部分は、すべて収納スペースになります。
薄い畳を取り外して、跳ね上げ式の扉を開くと床下の収納部分が出現。
このスペースには、アルバムやスーツケースなど普段あまり使わないものや季節外れの布団・洋服などを収納しています。

間仕切りで個室化を防止する子ども部屋

睡眠や勉強、遊びといった子ども部屋も重要な空間です。
こちらのお宅では、回遊性を設けたワンルームをつくって開放的な空間へと変身。
また吊り引き戸を採用しているため、程良くプライバシーも保たれています。
なお小学生低学年くらいの子どもは、まだまだ親と一緒に眠りたい年頃。
そこで、自立の一歩として親の寝室ときっちり区切るのではなく、引き戸でゆるく仕切られています。オープンにすると繋がるよう配慮しました。

プライベートな空間だからこそローコストに

たとえばプライベートな空間である寝室には、あえてローコストにするいった方法もあります。
こちらでは、コストを考慮して天井を表しに。押入れの代わりとして、布団置きスペースを上方に配置しました。
天井の木の雰囲気と壁の漆喰左官仕上げは、ナチュラルで優しい雰囲気があり落ち着いた空間に。もちろん、安っぽいイメージもありません。
さらに、浴室と洗面所を隣接して配置しているため、作業動線が短く家事にも便利です。
最後に良質な睡眠を手に入れるためには、素材を含めた色彩計画と照明計画も重要です。
色彩計画では、心が落ち着くような色合いをチョイスしましょう。たとえば、鎮静色と言われるブルーやリラックス効果があると言われるグリーンがおすすめ。
さらに、カーペット敷きなど音を吸収する床素材も良いでしょう。
また、照明計画では照明の色温度や照度が大切。なお、横になったときに直接光源が目に入らないよう配慮するとベストです。

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ライター/writer megumi,taki