「庭付き一軒家」。その響きは、今も昔も人の心を躍らせます。
言ってしまえば、その広さはそこまで大きな問題ではありません。
重要なのは、「庭」と呼べる空間があるかどうか。
「四季折々の表情を庭で感じることができる暮らし」って、聞いただけで心が潤うような気がします。
一足早く「庭付き一軒家」で暮らす方々は、どんな庭をお持ちなのでしょうか。今回は庭にスポットをあてた素敵なお宅のご紹介です。
キッチンから庭を見守る
壁の下部をガラス張りにし、庭で遊ぶ子供たちをキッチンからも見守れるように設計。
屋内の床と庭の芝生がフラットに続いているので、まるで外と中が繋がっているかのようです。
屋内にいても庭の自然を感じることができ、外にいる家族ともコミュニケーションがはかれる自由さが、とても魅力的です。
二世帯どちらも共有できる庭
二世帯住宅の大きなお庭。各世帯には玄関があり、それぞれの生活は適度に確立されています。
その中で、庭は各世帯共有するものとして、どちらの世帯からも見ることができます。
「庭の葉っぱが色づいてきたね」なんていう共通の話題があると、丁度よい距離感の中、一緒に暮らしているんだという実感が湧いてきそう。
各世帯を優しく見守る、共有のお庭です。
浴室から眺める坪庭にうっとり
浴室からゆっくりと眺められる坪庭は、リラックスの相乗効果を期待できそうです。
畳一畳ほどの坪庭ですが、たわわに茂る一本の木を植えるだけで、癒しのみならず、目隠しとしても活躍してくれます。
視線を気にすることなく、浴室の中で森林浴。「温泉よりもスパよりも、自宅の浴室が一番!」そんな声が聞こえてきそうです。
湘南らしさを取り入れる
リビングから見える庭には、鮮やかな緑が印象的なやしの木が。
80代のご夫婦が住むそのエリアは「湘南地区」。関東地区でやしの木がとてもよく似合う有数の地区です。
太陽に照らされて、すくすくと育つやしの木は生命力そのもの。
ご夫婦や、来訪されるお客様の元気の源として、活躍してくれることでしょう。
シンボルツリーがあるだけで
ウッドデッキの中央部をくりぬき、シンボルツリーを植えた中庭です。
大きく育ったシンボルツリーは、家で感じることの出来る「ネイチャーエリア」。
日向ぼっこをするも良し、風に揺れる木々を感じながらお昼寝をするも良し、食後のコーヒーを楽しむも良し。
それぞれがそれぞれの時間を楽しめる、贅沢な空間です。
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ライター/writer midori