西向きの家を楽しむ工夫

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西向きの家は、西日が強くてこれから暑い季節を迎える時にはあまり歓迎されないかもしれません。ですが西向きの家にもメリットはああります。今回は西向きのメリットを活かした事例をご紹介します。

夕景を楽しむ

この時間帯の空の色は本当に不思議です。一日として同じ色はないですし、刻一刻と変わっていきます。昼から夜へと変わっていくこの時間を楽しめるのは西向きの家ならではのメリットです。

緑を取り込んだ、大きな開口

3方向に建物が建ち、正面の西側のみ、美しい緑が見えるという立地の条件。西側といえども、この大きな緑があるおかげで適度に日照を遮り、爽やかに過ごせます。

風景を存分に楽しむ

LDKの一部に小上がりになった空間。窓が大きく取られているのでテラスとのつながりもあり、まるで外のような開放感です。これだけの自然がある空間ですから、夏の本当に暑い時期を除けば、風景を楽しむことを選ぶ方が得策と言えそうです。

高い位置から夕日を眺める

西側のメリットは、なんといっても夕日のすばらしさです。西日の暑さを敬遠するのではなく、効果的に風を通し、涼しくなる工夫をすることを考えた方が、敷地の好条件をうまく取り入れることが出来ます。この事例も窓を大きく取り、風景を存分に楽しみ、天窓を設けることで、室内に熱い空気が溜まらない工夫をしています。
土地を選ぶ際に気になるのはやはり、方角。ですが、どちらの向きであっても、土地の条件は千差万別です。太陽の通り道や日照の角度、時間、風の通り道など、様々な事を考慮して設計していくのがプロの仕事です。どの向きか、よりもどう建てるのかということの方が重要と言えます。

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ライター/writer amodanca