イマドキ和室。おしゃれなワシツ~肩肘はらずに和室をデザイン~

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みなさんは、和室と聞いてなにを連想しますか?

私の中では和室イコール畳。
鼻をくすぐるい草の香りはどこか懐かしく、そして安心を誘います。

近年の和室は、古き良き伝統の中にもデザイン性を取り入れたものが多くなってきました。今回は、そんな今どきの和室の特集です。

美術的要素を取り込む

モダンなデザインを和室の襖に取り込むと、瞬時にハイセンスな和室へと早変わり。

設置された照明をよく見てみると、襖のデザインと少し似ています。

通常の長方形ではなく正方形の畳を選んだこともポイントです。

照明を中心に

美しく存在感のある大きな照明を、思い切って和室に設置。

一見洋風な照明ですが、部屋全体に映る模様を見てみると、不思議なことに和の模様に見えるのです。

この照明によって、和にも洋にも適応できる空間になりました。

階段ホールに純和室

和室自体は、昔ながらの趣深い純和室。どこか新しい雰囲気を感じさせるのは、和室がある場所に理由がありそう。

実は、階段ホールに和室を設けたのです。キレイな円から見えるのは、上へと続く階段。

「和室は一階にあるもの」という無意識に作り上げた概念を軽やかに飛び越えてくれました。

黒い畳。新しい和室。

ちゃんとしっかり和室なんですが、「モダンな和室」と表現するのが一番しっくりくる空間。

畳は畳でも、その色は黒。色を変えるだけで、和室の雰囲気はここまで変わります。

掛軸に掛けられた銀杏の黄色が、良いアクセントカラーになっています。

これも立派な和室です

打って変わってこちらは白を基調にした和室。

居間として、お子様の遊び場として、色々な使い方ができるこちらの和室。

和室は、客間としてやお茶をたしなむ場所として使うだけでは、実はもったいない空間なのかもしれません。
伝統的な純和室が素晴らしいのは、言うまでもありません。

しかし現代の生活様式に合わせ、活用しやすくした「新しい和室」もかなり魅力的。

畳の形、色、デザインで色々なタイプの和室が出来上がります。概念はあえて一度とっぱらって、自由に和室を考えてみることをおすすめします。

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ライター/writer midori