誰もが心地よいキッチンの作り方。

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「男子厨房に入るべからず」

一昔前はそんなことが言われていました。女性が自ら言い始めたのか、当時の日本の状況で生まれた言葉なのか、はたまた男性が言い始めたのか。

今となっては、真相は藪の中。そして時は流れ、平成もそろそろ終わろうとしています。男子も女子も、厨房に入る時代となりました。誰もが使いやすく、心地のよいキッチンが必要とされる時代です。

作業台でますます使いやすく

白を基調の色にすることで、清潔感のあるキッチンに。

動線を考えた設計で、効率的に動けそうです。

コンロ脇のスペースの他に、背面には広い作業スペースが。2~3人なら狭さを感じることなく、手分けをして食事の準備ができることでしょう。

家族の会話が増える場所

2色のチェアが、キッチンに爽やかさをプラス。

キッチンの隣りには、すぐに出られるウッドデッキが。天気の良い日には窓を開け放ち、開放感抜群のキッチンになることでしょう。

料理をする人とそうでない人との距離感が近く、話が弾みそうな空間です。

幸せが凝縮された場所

この素敵な笑顔が、幸せを物語っていますね。
フルフラットとアイラインドのキッチンは奥様のご希望だそう。

背面にある大容量の食器棚は、キッチンで間違いなく重宝されるアイテム。ほどよい半透明さで、雑多な印象と圧迫感をなくしています。

キッチンに立つことが楽しみに

一軒家のレストランと聞いても納得してしまいそう。

キッチンとテーブルの配色は落ち着いた色を。テーブル上のライト部分に赤色を設けることで、空間が引き締まって見えます。

料理を作りながら外を見れば、柔らかな自然光と鮮やかなグリーン。

毎日この場所に建つのが楽しみになりそうなキッチンです。

細部まで木材にこだわる

床やテーブル、テレビ台などの家具を木材に統一するお宅は数多くありますが、こちらのお宅はキッチンの素材も木材にこだわりました。

上品かつ優しさの溢れる空間です。

全ての窓からは自然を眺めることができます。キッチン自体が自然の中にあるようで、癒しをもたらす場所にもなっています。
家族全員が集まる場所として、憩いの場所として。

キッチンは料理をするだけではなく、家族の会話が始まる場所として大切な役割を担っています。

料理のしやすさ、会話のしやすさ、動線などもろもろを考えてキッチンを考えることが、理想のキッチンへの第一歩です。

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ライター/writer midori