空間全体をビビッドカラーにするのはやりすぎ感が否めないですが、一ヵ所、もしくは何ヵ所かに用いることは、空間デザインとして非常におすすめ。
自分の好きな色を見ることは、大きなリラックス効果が期待できます。さらにはそれだけではなく、アクセントカラーの役割も発揮し、空間に動きと鮮やかさを与えます。
マイホームを一足早く建てられた方々は、何色のビビッドカラーを選んだのでしょうか。
早速見てみましょう。
赤青黄色に囲まれて
オフィス併用住宅の一階オフィス部分。鮮やかな赤青黄色のビビッドカラーを用いたオフィスは、シックな空間よりも眠くならなそう。
デスク前方は赤に統一。アドレナリンの分泌を活発にさせる効果がある赤色。集中力が高まり、業務のスピードアップも期待できます。
理にかなったトイレに黄色
太陽光や自然の色に最も近い色である黄色。見ているだけでエネルギーをもらえるカラーです。
黄色には神経や皮膚、消化器系を活発にする作用があります。それを利用したのがトイレにおける便秘対策。
黄色をトイレ内のアイテムに取り入れることで、症状の改善につながるといわれています。ツマリがあってもなくても、トイレの壁紙が「黄色」は、さまざまな「福」を呼び込んでくれそうです。
色でも癒し効果は抜群
疲れている時、落ち着きたい時、人は癒しを求めます。
暖色でも寒色でもない、中間色である緑色は、心にゆとりや落ち着きを取り戻す「癒しの色」と呼ばれています。
観葉植物を家に置くのもアリですが、思い切って壁を癒しの色に塗ってみたら、癒しだけでなくおしゃれさまでがプラスされた空間に。
大人ピンクに気分が高揚
優しい気持ちになれるピンクを大人可愛く取り入れた事例。
ピンクで揃えたリビングですが、子供っぽさや騒々しさは全く感じません。
リビングに置かれたミルキーピンクとウッドデッキに置かれたテーブルセットのビビッドピンクのコントラストが心地よい空間。
縁起のよい組み合わせ
紅白まんじゅう、大入り袋、紅白の垂れ幕などからも分かるように、赤と白の組み合わせは縁起のよい組み合わせ。
こちらのお宅では、キッチンに赤と白を取り入れました。
家族が集まるリビングに紅白のキッチンがあれば、げんまで担いでくれそうです。
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ライター/writer midori