朝と夜の1日最低2回は必ず使う「洗面所」。毎日目にする場所だからこそ、快適で心地良く使いたいものですよね。
そして一口に「洗面所」といってもそのバリエーションは実に多様。家一軒ごとに、魅力や特長がそれぞれ違います。
今回は、そんな「洗面所」に焦点をあてて、空間づくりを考えていきましょう。
住む人数に合わせた洗面台の数
家に住む家族の人数が多い場合、写真のように洗面台を2台設置すると非常に便利です。
慌ただしい朝は準備の時間が重なって洗面台の取り合いになりがち。洗面台が1台多いだけでスムーズさは雲泥の差になることでしょう。
家族が並んで洗面所に立つ姿を想像すると、ほっこりと幸せな気持ちになります。
洗面台の「深さ」も大切
すっきりとシンプルなデザインですが、こだわりをしっかりと持って作られたことが伺えます。
まずは洗面ボウルの「深さ」。こちらは通常よりも少し深くなっていることがわかります。
歯磨きで口をゆすぐ時や手を洗う時、さらには洗顔時など、洗面ボウルの深さが浅いとつい周りに水を飛ばしてしまうことってありますよね。写真くらいの深さなら、心配することなく安心して使うことができます。
また、鏡が全面だけでなく側面に施されている点にもこだわりを感じます。
自然光と大きな窓と鏡で、より開放的な洗面所スペースを
大きな窓からは広い中庭を思う存分楽しめる洗面台スペース。大きな鏡と相まって、開放的な雰囲気を漂わせています。
1日の始まりに使用する洗面台。一日を前向きに過ごそうと感じさせてくれる空間です。
横に長い洗面台は、デイリーケアの化粧水やワックスなどを置いてもさまになりそうです。
和空間に溶け込む洗面所
どちらかというと洋風のイメージが強い洗面所ですが、写真のように「和空間」にも溶け込ませることは可能です。
空間に合わせ、洗面台も木材を使用。洗面ボウルはシンプルなスクエア型の物を選んでいます。
空間のイメージに合わせた洗面所作りをすることで、一体感は一気に高まります。
タイル使いの匠
秀逸なタイル使いと木材の掛け合わせによって出来た洗面所。広い空間でなくとも、存在感はばっちり! とても可愛らしい空間です。
四角い洗面ボウルですが、四隅は鋭角さをなくしているので、柔らかい雰囲気を壊さずに機能性を保っています。
使う材料をタイルと木材に絞ったことで、統一感と使いやすさ両方を兼ね備えた洗面所になりました。
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ライター/writer midori