階段と一口で言っても、近年の階段デザインや設置する場所は多岐に渡るようになっています。
どこに設置するか、どんなデザインを選ぶかによって家の印象はガラッと変わります。
階段の新しい可能性、ここでチラッと、見てみませんか?
リビング内に階段設置
リビング内に設置する階段は、インテリア性の高さと共に、家族との距離が縮まるというメリットも相まって近年増加傾向にあります。
写真の階段の種類は吹抜けの「折り返し階段」
U字型に折れているのが特徴で、踊り場があるので落下した際に下まで落ちないというメリットも。
柔らかな自然光が階段に差し込む様子に心が和みます。
空間を階段でわける
写真のように、階段は「一つの空間を二つに分ける」という働きもします。
ダイニングとリビングを階段で分け、それぞれの空間を丁度いい距離感で保っています。たった5段、されど5段。あるとないとでは全く違います。
「食べる場所」「くつろぐ場所」
目的別に、高さで分けるという選択。狭小住宅でもよく使われる空間マジックです。
階段下をスタイリッシュに活用
こちらの階段は「直階段」といい、一般の住宅で最も多く使用されているタイプです。
ご覧のとおり、折り返しはなく真っ直ぐと伸びた階段のことをいいます。シンプルかつ省スペースで設置ができるため、費用は控えめで済みます。
階段下のデッドスペースは写真のように有効に使う事ができ、更におしゃれな印象に。階段下の窓があるので、空気の入れ替えもバッチリです。
思わず見惚れるらせん階段
玄関に踏み入れるとすぐに視界に入るのは、芸術的な雰囲気漂う美しいらせん階段。
ご覧の通り、自宅にもらせん階段は設置できます。
洋風のイメージが強いらせん階段ですが、実は和の空間にもすんなり溶け込みます。
ご希望の方はその想いを伝えてみるとうれしい答えが返ってくるかもしれません。階段でアイデンティティを表現したい方なら、らせん階段が一押しです。
階段の段差を収納に
大きな直階段の段差を、収納棚として活用した事例です。
デッドスペースを発想の転換で、見せる収納としての第二の役割を生み出しました。
収納は、あればあるだけ重宝します。
「階段は収納にもなり得る」ということ、しっかり覚えておきましょう。
テラスにロマンチックな階段を
階段って、どこにでも設置できるんです。
間接照明がロマンチックな雰囲気を醸し出す、階段のあるテラス。ベンチとしても使える階段は、夕暮れを眺めたり輝く夜空を見上げたりするのに最高の場所です。
誰にも邪魔されず、一人の時間をゆっくりと過ごせそうな空間です。
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2014年06月01日投稿
デザイン・設計手法
階段の設置場所
(回答数2)
ライター/writer midori