涼しさがありがたい! 家には水場を設けましょう。

お気に入りをクリップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
ここ数年の日本の夏は、昔とは比べものにならない暑さになってきています。

以前は30度を超えてひーひー言っていたはずなのに、ここ最近は30度超えなんて当たり前、更には35度を超える日も決して珍しくなくなってきています。

しかし、どれだけ気温が上がっても、人は生きていかなくてはなりません。

そこで、「この暑さの中にどう涼しさをプラスさせるか」が、暑すぎる夏を快適に過ごすポイントになってきます。そう、そこで「水場」の登場です。

家に水場を設け、暑い夏でも涼める空間を確保しましょう。

広い水面に心を癒して

両脇の水面を眺めながら向かう先には、中庭が広がります。

まるで透き通った川の上を渡るような感覚にもなるこの水路、夏にはとても涼しげあるcoolスポットになることでしょう。

夜にはご自宅と部屋の灯りが水面に映り、幻想的な雰囲気を味わうことができます。

白×ブルー、夏のコントラストを楽しむテラス

白と水盤・空のブルーが映える広々テラスは、まるでリゾートホテルのような空間です。

こんな空間なら、高い気温と太陽の日差しも、夏の演出として捉えられる心の余裕が生まれそう。

テラスを中心に建物はコの字型。外部からの視線を全く気にせず過ごせる設計がありがたい。

水盤に足を入れて水遊びをしたり、色のコントラストを楽しんだりと、自由で贅沢な空間です。

水のせせらぎに耳を傾け

リビングと同じ高さで繋がる開放的なアウトサイドリビングでは、水のせせらぎが心地よく響きます。

日が少し落ちた頃、椅子に腰かけ寛ぎながら流水音に耳を傾けてみましょう。いつしか暑さも忘れ、最高の夕涼みを楽しめることでしょう。

暑さからくる体の疲れも相まって、マイナスイオンを感じながらぐっすりと眠りこんでしまうかも。

お風呂がプールに早変わり

夏場はお風呂をプールに見立てることも可能です。

外の開放感を味わえるようなお風呂なら、ことさら気分はよいことでしょう。

お風呂の時のように裸で入るのもいいですが、水着を着て入ってみるのはいかがでしょう。家でもイベント感が出て、夏ならでは一時を味わえそうです。

屋上でも水場は作れます

庭に水場を作る敷地などがなくても、屋上に作るという選択があります。

ビニールプールを置いても充分に余裕のあるウッドデッキは、子供たちの格好の遊び場に。夜はビニールプールを片付け椅子を用意すれば、水のせせらぎに癒される大人の空間へと早変わり。

色々な過ごし方ができる、魅力溢れる水場のある空間です。
暑い夏は、どうしたって涼しい場所や水場を求めるものです。

ゆっくりと涼める上に、水の音で癒される空間がマイホームにあれば、どんなに暑い夏でも許せそうな気がします。

季節のリスクをプラスに変えようとする視点は、家づくりの際に持っておくとよいでしょう。

関連まめ知識

目隠しいろいろ 2014年05月22日投稿 住宅設計 目隠しいろいろ

関連Q&A

2016年08月19日投稿 構造 2階設置のお風呂について (回答数4)
2017年01月09日投稿 エコ・温熱環境 断熱材について (回答数5)
ライター/writer midori