インダストリアルとは、工業的という意味を持っています。工業的な無骨感があり、そこにヴィンテージ感のあるイメージで作られるのが今回ご紹介するインダストリアルなインテリア。
インダストリアルスタイルの特徴は、金属やコンクリートなどの無機質な素材と、木材やレザーなどの異素材を合わせる点。
洗練された雰囲気がとても素敵なインダストリアルスタイル、とくとご覧ください♫
仕切りをなくしたオープンスペース
階段の手すりとフレーム鉄を使い、踏み板は木材。
床面も、土間の無骨な部分と温かみのある床部分といった相反する素材を組み合わせています。
古民家カフェのような独特な雰囲気をもちながらインダストリアル感溢れるおしゃれな家です。
大人なキッチンでおもてなし
ステンレスキッチンに合わせ、換気扇、冷蔵庫、トースターの色も統一された、洗練さ際立つ大人の台所。
そしてそこに色味を出すのが重厚感ある木のテーブルにブラックのチェアと照明。
こんなお洒落な空間なら、パンにコーヒーだけでもとっておきのご馳走になること間違いなし!
毎日の食事が楽しみになる、ダイニングキッチンに取り入れたインダストリアルスタイルです。
温かみだって演出可能
「この家に合うものを」とオーダーメイドで作られたこだわりのあるテーブルです。
ウォールナットの厚みに感じる温もりと、脚部の華奢なアイアンに感じるシャープな印象。
相反する素材を組み合わせるインダストリアルスタイルは、素材の比重によって、空間の印象を自分好みにデザインすることが可能です。
こちらの住宅は、シャープな印象も残しつつ木材を多く取り入れることで、温かみのあるインダストリアルスタイルを確立しました。
無機質なのに温かい
伸びやかに奥へと続く広いリビング。
空間全体は無機質な素材を多く使用し、天井に深みのある茶色の木材を使いました。
無機質でありつつ柔らかさを感じさせるのは、天井の素材と一面を窓にし、中庭を眺められるようにした設計ならでは。
計算しつくされた最高の空間、極上の家時間を過ごせるはずです。
素材、色、デザインセンス抜群
木材とれんがの温かみを存分に味わいつつ、その他の色はブラックで統一。
無駄のない配色で、美しさ際立つインダストリアルスタイルな空間となっています。
インテリア性の高い照明もよく見るとブラック。照明だけ目立ちかねないデザインも、この空間にはちょうどよいアクセントとして、すんなりと溶け込んでいます。
関連まめ知識
関連Q&A
2014年12月19日投稿
建材
土間のある家
(回答数8)
ライター/writer midori