二世帯住宅のイロイロ

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2世帯住宅の魅力ってなんでしょう?例えば親世帯が土地を持っていたりすると、土地を買う必要がないので、建築にお金を掛けられる。さらに2世帯でお金を分割出来るので、経済的なメリットがありそうです。また、親子、孫の3世代が同居することによって、家族の繋がりも深まりそうです。ただ、2世帯住宅といっても、同居型にするか別居型にするかで、色々条件は変わってきそうです。色々な例を集めてみたので、皆さんがどのように暮らしているか、見てみましょう。

開放的で、行き来がしやすい空間づくり

このお宅は1階が親世帯で、2階が子世帯と、完全2世帯住宅で作られています。この写真は2階の子世帯のLDK。すごく開放感あふれてますね!外階段で2階まで上がったら、ウッドデッキを中心に部屋が囲んでいるような作りになっていて、人目を気にせずにこの空間を楽しめそうです。完全分離型とは言っても、これだけオープンな作り方をすると、行き来がしやすそうです。

海と山、両方に囲まれた幸せな空間

こちらも完全分離型2世帯住宅。2階の海に向かっているベランダから下をのぞけば、1階のテラスでの様子がすぐに分かる、そんな安心感がありますね。1階のテラスの前には広いお庭もありますから、2世帯が一緒に楽しむ時間も増えそうです。また2階からの眺めは1階とは違うでしょうから、両方を楽しむために、上下階の行き来もさかんにありそうですよね。

3世帯なら、もっと楽しい!

こちらのお宅は、3世帯住宅です。1階に親世帯が住み、2、3階が子世帯が住んでいます。親世帯が住む1階のリビングには、上階の子世帯が使う、二つの階段が設置されています。階段の側面は半透明のアクリルが張られていて、顔は見えなくても気配を感じ合える、そんな空間になっています。 1階の親世帯のリビングはみんなのたまり場になっていたり、2階にも子世帯同士の共有スペースがあったりと、いろんなところで交流出来そうです。

階段からこんにちは!

宙に浮いたような階段が個性的なこのお宅も、2世帯住宅です。1階に親世帯、2階に子世帯が住んでいるそうですが、2階に上がる階段が、この写真の階段です。この階段をガラス壁にすることによって、お互いの様子がわかるようになっています。窓ガラスをコンコンとして、こんにちは!という雰囲気でしょうか。さらにロールスクリーンも設置してあるので、隠すこともできるところが便利です。
色んな2世帯住宅がありましたね!両親ともに健在な場合は完全別居型が多いようでしたが、そこでどうやって家族の繋がりを作っていくか、ということにおいての工夫が面白かったですね。それぞれのライフスタイルをキープしつつ、一緒にいて楽しい空間をプラスアルファする。というのが今どきの2世帯住宅というところでしょうか。それぞれの家族の形によって理想の2世帯住宅も変わってくると思うので、是非プロに相談して、これから過ごしていきたいライフスタイルを家族みんなで語り合ってみるのはどうでしょうか?

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2014年05月29日投稿 新築 建築家の選び方 (回答数3)
ライター/writer amodanca