広い家にはもちろん憧れますが、家の広さには限界があります。でも、作り方によっては、感覚的に、実際よりも広く感じることが出来るんです。その秘密は。。。?行き止まりを作らないこと!ではないでしょうか。視覚的にも広がりを感じることが出来ますし、歩き続けることによって、実際よりも空間全体が広く感じることが出来ます。それに、それぞれの部屋に、行って戻ってくるより、ぐるっと回れる方が動線距離としては短くなって使い勝手もアップしますよね!
外部空間と繋がった、行き止まりのない空間
このお宅はリビングに面して、広いウッドデッキが設置されています。玄関わきのバックヤードから、ウッドデッキを経由してリビングにも入れる、という行き止まりのない回遊空間。これは、ホームパーティの時に便利じゃないですか!お客さんが来るたびに玄関までお迎えに行く、というより、リビングから気軽に入ってきてねー!なんて事前に伝えておけば、知らない間にみんなが集合!出来ますね。
子供たちも大喜びの、走り回れる回遊空間
1階玄関から繋がるホールに設置された階段。上部は吹き抜けとなっており、とても明るいホールです。その吹き抜け部分に、グレーチングで作られた、ブリッジ(橋)が!2階に設置されたLDKに面しています。子供たちが、ブリッジを渡ったり、自由に遊んでいるのを、キッチンで作業しながら、眺められます。平面的な回遊空間もありますが、ブリッジのおかげで立体的な空間が実現しています。吹抜け+階段で、縦方向にも視線が抜けて、子供たちにとって、格好の遊び場となっています。
玄関、キッチンとからめたバックヤードの回遊が便利!
玄関を入ると正面はリビングですが、土間部分がキッチンの奥までつながっています。その奥は回遊できるバックヤードになっているそうです。これは、便利ですよね!奥さんの普段のお買い物の時は、ストックするものはバックヤードへ、今夜の素材はキッチンへ、という動きもとても楽に出来そうです。またきっとレジャーを楽しんだ後、大きな荷物を持って帰っても、とりあえず、靴のままバックヤードへ直行!荷物を置いたら洗い物はキッチンへ、など無駄のない動線が考えられています。
スキップフロアでリズム感のある、回遊空間
リビングダイニングに面した、カウンター式のキッチンという配置は、特に珍しくありませんが、ここに少し段差があるだけで、ずいぶん感覚が違ってきます。思わず回ってみたくなりませんか?少し高い位置にあることで司令塔のような雰囲気のキッチン。お母さんが司令官になって、子供たちも、これなら楽しみながらお手伝いが出来そうです!
リビングと子供室をぐるぐる回る!
こちらは、リビングと一体となっている!と言ってもいいのではないでしょうか、子供室が設置されています。これは子供たちも寂しくないし、親も目が行き届いて、安心の作りです。そして、前面は壁があるので勉強するときは集中して出来ますよね。小さいうちは、家の中も遊び場ですから、こうやって子供室とリビングをグルグル回りながら遊んで、大きくなったら、ちゃんと仕切りが出来るように準備をしているそうです。
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ライター/writer amodanca