思わず空を眺めたくなる仕掛け

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日本には四季があります。花や植物によって季節を感じることはもちろんですが、空の表情によってもそれは可能です。春のうららかな陽気の頃は春霞、夏の入道雲、秋には少し空が高くなり、冬はきりっと空気が澄んで遠くまで見渡せる。そんな空の様子を思わず観察したくなるような仕掛けのあるおうちを集めてみました。

地中海の別荘のようなパティオから眺める空

こちらもリビングの吹き抜け一杯に窓が施されています。というか、壁がないですね。全部が窓です!そして中庭へと続く空間の一体感をすごく感じます。中庭だからこそこの窓の大きさが実現したんでしょうね。こちらのお宅は中庭に面して浴室から出られる小さいバルコニーもあり、こちらもお風呂上がりに見る空は最高だろうなと思います。

バルコニーから、昼と夜の境目を楽しむ

空の風景は四季の移り変わりを楽しむこともできますが、1日を通してもほんとにその表情は豊かです。この写真は、夕日が沈み、夜へと変わる、そんな瞬間を捉えたのでしょうか。とても幻想的ですね。部屋の内部にはソファが置かれていますので、きっと建て主さんも一日の色々な時間に空の表情の変化を見ているんでしょうね。また、バルコニーの照明は足元を照らし、リビングの照明はペンダント形式にして高さを変えることによって、空間の奥行まで演出しているそうです。さすがですね。
空を眺めることのできる仕掛け、いかがでしたか。外から眺める、家の中から眺める、または空を見上げる、空を見下ろす。色々な仕掛けがありましたね。皆さんは四季の中でどの空が好きですか?一日の中では?そんなことを考えながら、あなたにピッタリの空を眺める仕掛けを、建築家に作ってもらいませんか?

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2014年06月01日投稿 エクステリア・ガーデニング 中庭 (回答数2)
ライター/writer amodanca