「この人だ。」って巡り会って、それから幸せな結婚をして、気づけば二人の間に新しい命。そんな誰から見たって【幸せ】を体現している周りの知人。そして自分自身。でも。だけど・・・・・・どんな時でも一人になりたい時だって、ある。わがままだって言われても構わない。だってそれは、どうしようもない真実だから。
そんな時、家の中に一人でいることが許される空間があったらどれだけ楽になることでしょう?そう。家族といえども最初は他人。理解して、分かりあって。それが共有できるから、一緒にいられるかけがえのない存在になっていく家族。
一人になる空間は、あなた、あなたのパートナー、いつか思春期を迎えるお子様。だれにでも、必要な空間です。
今回は「こんな空間、あったらいいな」を実現したお宅をまとめてみました。
目の前に映るは自然のみ
毎日に少しだけ疲れたとき、家にこんな空間があったら素敵です。椅子に座った視界の先。四角い窓からは自然のみが見えます。左側の窓からは外へも出られるようになっています。
少し外を散歩して、ゆっくりとこの書斎に帰ってくるなんていう使い方もできますね。
ウッド調でまとめた部屋が外の自然と融合して、疲れた心をそっと癒してくれそうです。
大人の為だけの空間へようこそ
洋風の外観のお宅に、ひっそりと存在する大人のための「酒部屋」がこちら。家を建てると決めた時から、「酒部屋」を作ることが夢だったという家主さん。
大人の為だけに存在する「酒部屋」は、ダイニング横のにじり口から入ります。もうこのにじり口に立った瞬間から乙なひと時は始まっているのでしょう。
中に入ると酒専用のクーラーが完備、頭上を見上げると、天井にはよしずが、部屋の色調は、落ち着いてお酒をたしなむため、消炭色を選択しました。
湯船と緑、彼方に潮騒
一人でボーっと何も考えずに居たい時、お風呂場も案外誰にも邪魔されずにゆっくりと出来る、おすすめスポットの一つ。
品のある浴槽に肩まで浸かって、一息大きな深呼吸。静かに耳を澄ますと、お湯の流れる音のほかにも何か音がします・・・・・・そう、海がささやく潮騒の音が、あなたの耳をやさしくくすぐります。優しい気持ちになってそっと目を開けたら窓の外には鮮やかな芝生とシンボルツリー。
あなたがお風呂からあがる頃にはきっと、入る前よりも心が少し、楽になっていることでしょう。
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ライター/writer midori