癒しの空間って、人によってそれぞれだと思います。例えば家族が集うリビングだったり、一日の疲れを流す浴室だったり、夜空が見上げられるバルコニーだったり・・・・・・。
誰が何と言ったって、そこはあなただけの癒しの空間。今回は場所にとらわれることなく、「こんな所でくつろげたらいいな。」という家の中のスポットを紹介していきます。
家の中に優しく入り込む日差しに癒される
この写真、何故だか見ているだけで心が安らいでいくのを感じます。昼下がり、壁や家中に映り込む日差しが、ノスタルジックな気持ちへと誘うのでしょうか。
そして写真の中央付近にご覧いただけるのは、誰もが一度は憧れたことがあるであろう、暖炉が鎮座しています。
昼は昼で優しい日差しが入り込み、夜は夜で暖炉からの火の灯火で癒される。
ソファに座りながら、何もしないで外の自然を眺めているだけで、きっと日々の疲れがすーっとなくなっていくのを感じられそうなリビングです。
南国と日本が隣り合う空間
リビングといい、外の観葉植物といい、南国を彷彿とさせるこちらのリビング。暑い国々のインテリアからは、不思議とエネルギーがチャージされていく気持ちがします。きっと家主の方も、そんな南国の不思議な力を知っていたのではないでしょうか。
そしてこちらの家の素敵なポイント。リビングは、エネルギーをチャージできるようにと南国をイメージしたインテリアと観葉植物を。そして右に少しだけ見えるスペース、ご覧いただけますか?そこには日本の伝統、和室が存在しています。
和室にはみなさんご存じの通り、心をほっと落ち着かせる「なにか」があります。その「なにか」は畳の香りなのか、それとも、悠久の時を超えた日本人の遺伝子からなのか。日本人だからこそ落ち着く「なにか」はそこに確実に、存在しています。
そんな、その時その時に合った空間造りのお宅。エネルギーをチャージして元気になりたい時、もしくは心を落ち着かせたい時、その日の気持ちでむかう部屋を選べるという、最高の贅沢を選ぶことが出来るお宅って、もうほんとに最高。
うらやましくて。うらやましくて。
「で、何が?」そうです。なにがそんなにうらやましいかって、ずばり「縁側」です。癒しの場所が「縁側」って、もうそれだけで、微笑ましい気持ちになってしまうのは、おそらく私だけではないはず・・・・・・。
リビングから見えるのは、直角がとても美しい昔ながらの縁側と、丁寧に手入れされている素敵なお庭。写真左側には立派な松の木も見え、縁側ととてもよく似合っています。
天気の良い昼下がり、縁側に腰をかけてお茶をずずずとすする。ご高齢の方じゃなくたって、きっとこの光景には、そんなシーンがよく合います。ごろんと寝転がって、日向ぼっこをしてもスペースはまだまだあります。家族全員で縁側に出向けば、それころなんだか、幸せを絵に描いたような……ですね♡
ホテルのような上質な空間で安らぎの眠りを
寝室。そこは、一日の始まりと終わりに身を委ねる空間。そんなとても大切な場所だからこそ、空間づくりも大事にしたい場所です。
写真は、黒で統一させた、まるでホテルのような寝室。カーテンも漆黒です。遅くまで寝ていたい時もこのカーテンなら安心です。寝具の素材も、なんとも手触りが良さそうな掛布団・・・・・・。
この空間、上質の眠りが保証されたと言っても、過言ではないでしょう。
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2015年04月06日投稿
デザイン・設計手法
壁について
(回答数1)
ライター/writer midori