キラキラ光る。光1つで心癒される不思議な力。~照明を上手に活用したお家まとめ~

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あなたをそっと優しく照らし出すお家の光。蛍光灯の真っ白なスッキリした光。間接照明の暖かいオレンジの光。光にも色々な種類がありますが、どの【光】にも、「希望」や「癒し」といった言葉を連想させる優しい力があります。
暖かい光が灯る場所にはいつも自然と人が集まります。各々が好きな事をしていても、その優しい光が空間を一体にしてくれるのを感じながら、今日もひたすら、癒されましょう。

ナチュラルデザインで各々の魅力、見事に開花。

部屋に入ったら、部屋全体に広がる木の存在に優しく包まれる事必至なナチュラルモダン、和空間。自然素材を120%活かした壁、床、吹き抜けの天井。そして、天井からは球形のシンプルな和風ペンダントライトが吊るされて、優しく空間を照らします。
窓に映るペンダントライトはまるで空にお月様がぽーんと浮かんでいるよう。そして、手前には囲炉裏、奥には暖炉が。囲炉裏はもちろんのこと、暖炉もシンプルモダンな空間に見事に溶け込んでいます。
シンプルだからこそ、各々の魅力が光る和空間。今日もまあるいライトが、シンプルモダンの空間を優しく優しく、照らします。

幻想的な中庭をライトで演出

ライトの照明が、夏に舞う蛍のように見える、幻想的な中庭です。中庭に設置したライトがガラス面に映り込むことで、実際のライトの数よりも多く見える効果が。それと同時に、奥行きを感じさせるという効果も。
横一面に広がる窓から眺める中庭の景色は、住む方の心にゆとりをもたらしてくれそうです。
多くの種類の木々が生きる中庭。ご覧の通り夜も素敵ですが、昼間もまた違った魅力を見せてくれるのでしょう。

存在そのものが【アンティーク】新たな息を、吹き込みます。

【アンティーク】そう呼ばれるものは、製造されてから100年前後以降のものを指します。こちらの木造物件が建てられたのは、今からおよそ90年前。街のおよそ1世紀を見守り続けた木造物件は、フルリノベーションによって和モダンな喫茶店として生まれ変わりました。
元々の、木造ならではの暖かさなどの魅力はそのままに。そして古いだけではなく、深い趣を感じられるようにと意識したリノベーションは、功を奏しました。
存在自体がアンティークの物件に合うよう、照明器具もアンティーク品を選びました。
今から100年前と言えば、世は大正時代。平成の世に生きながら、大正ロマンを感じることが出来る空間。ゆったりとした時間が流れる店内で、当時の書籍を読みふけるなんていうのも、乙な時間の過ごし方です。

一人を満喫できる、とっておきの空間

一人になれる空間が家にあることって、とても大切。そして、そんな空間が写真のような場所だったら、もう最高です。
夕暮れから少しだけ時間が経った、夜と夕方のちょうど狭間の時間帯。

窓の向こう側の空模様、バルコニーの間接照明、そして部屋でゆらめく幻想的なペンダントライトの光と影。全てが完璧に溶け合って存在するこの空間。ソファに身を預けてひたすらゆっくり、この光景を眺めていたいと願わずにはいられません。

そっと自然に溶け込む光

少し暗くなった外からは、まるでショーケースのように映し出される家の風景。言葉にしてしまうと少し恥ずかしいですが、【幸せ】という言葉がすっと心に浮かぶような、そんな風景。
夜になったら家の灯りはまるで行燈のように、ますます優しく暖かく、辺りを照らしてくれることでしょう。
日の入りが少しずつ早くなり、秋の訪れを肌で感じる季節になってきました。帰り道、暗くなり始めた道を歩く時、玄関の灯りがぱっとつく瞬間を見ることが多くなるのもちょうどこの季節あたりから。帰る人を優しく迎えるために、家で待つ家族がつける灯り。それこそまさに人の優しさが具現化されたものであって、見る人の心を自然と暖かく、ほっと安心させてくれるもの。優しいオレンジの光に今日も癒されながら、幸せな帰路を歩きましょう。

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ライター/writer midori