皆さんそれぞれに好きな色ってありますよね。それを自分の部屋に取り入れたい!とは思いませんか?だけど、やみくもに色を付けても、ちぐはぐな空間になってしまいそう。そこで、今回は色遣いのバランスが絶妙な空間づくりの例をご紹介します!プロならではの色遣い、是非見てみてください。
スモーキーカラーでシャビーシックに
リビングダイニングが一室空間になっている、こちらのお宅。全体的に色味はスモーキーで統一しています。天井、壁、階段、床、と少しずつ色の変化はありますが、この色味を使うことによって、新築なのに既に味が感じられる雰囲気に仕上がってますね。また、リビングとダイニングに段差があることによって、空間が単調な感じにならず、表情に変化が見られますね。
空間のどの部分を活かすか?によって色遣いを決める。
まるで階段が浮いているようなこの空間。この階段を魅せる為に、敢えて他の部分に黒を選んでいるんですね。地の色を抑えめにしていると、例えばこちらのお宅のようにソファや小物で好きな色を選んで、空間の差し色にすれば、失敗も少なそうです。それに、季節や気分によっても変更できるのがいいですよね。
山の中の木の家だけど、シャープでモダン
山の中の別荘というと、「ザ・山小屋」というものも少なくないと思いますが、こちらのお宅は、色遣いによって、山小屋ではなく、モダンな空間づくりに成功していますね。リビング上部の梁を、木材のまま見せることによって、木の家の持つ温かみを現し、天井や壁は白く仕上げることによって、全体の空間としてはシャープに引き締め、モダンな雰囲気に仕上がっています。
手持ちの家具やインテリアに合わせる。
同じ木材でも、色味は様々です。どの色がいいかなぁと悩むことも多いと思いますが、そんな時はお手持ちの家具や大好きな小物の色を確認してみてはどうでしょうか?こちらのお宅も、少し黄味がかった木材を床と天井に張っていますが、ダイニングテーブルやチェストの色と統一感がありますよね。また、壁を白くすることによって、壁にかけている絵や床に敷いているカーペットが色鮮やかでも、空間の統一感が保たれているのがポイントですね。
全てのバランスを考えてシンプルモダンが完成する。
こちらの空間、LDKと一体となった、ワークスペースだそうですが、ショールームのように素敵です!白い壁と白い天井、造作家具もキッチンも白です。でも、これが真っ白な空間だったら、もう少し単調なイメージになっていたのでは、と思いますが、こちらは違います。ワークスペースの壁が一部、ペールブルーになっていたり、床の木材がナチュラルな色味の幅広のフローリングでシンプルモダンな中に少し暖かみを感じる、とてもバランスの取れた空間になっていますね。思い切った色の小物も、こんな部屋なら似合います!
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ライター/writer amodanca