秋の夜長は、テラスでうっとり

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あの夏のうだるような暑さが、まるで幻だったかのように、静かな秋がやってきました。日の入りの時間も少しずつ早くなってきて、あっという間に外は暗闇。1秒1秒、2015年のラストへと向かっているのを、吹く風が教えてくれます。
夜が長くなるこの季節、あなたはどんな風に過ごしたいですか?
今年はちょっと大人な気分で、テラスで季節の風を感じながら贅沢に過ごすなんていかがでしょう。今回はそんな、ゆったりと過ごしたくなるようなテラスを集めてみました。

昼も。夜も。自然と一体になれる場所

大きな平屋の一軒家。軒下には、直接腰をかけることもできる縁側が広がります。
写真手前に映るソファに座って少し目を閉じたら、優しい風のささやきと虫の鳴き声が、今にも聞こえてきそうな気がします。

夜になると写真右手に見えるライトが木々を照らし、家の灯りも行燈のように、優しく一体を包みこみます。昼間とはまた違う景色の中で、自然と一体になる感覚。心身ともに癒されそうです。

インナーテラスという選択

リビングから続くインナーテラス。インナーテラスといっても、外の空気を十分感じることが出来ます。
外からは庭のシンボルツリーが目隠しに、こちらからは緑の癒しとなって、私たちを守ってくれています。
天気の良い夜は、天窓からまばゆいばかりの月灯りと星の煌めきも見えるのでしょうか。寒くなっても大丈夫。数歩先には屋内です。
インナーテラスなら、春夏秋冬すべての季節、楽しむことが出来そうです。

水の音色に癒されて

広くて大きな庭がなくても、癒しの空間は作ることが出来るのです。

屋上テラスに造られた、水を使った癒しの空間。水の優しく流れる音色は、いつだって人の心を柔らかく、そして日々の疲れをそっと溶かしてくれます。
家にこんな素敵な空間があったら、帰宅したらまずはここにきてほっと一息。そんなささやかで、幸せな習慣ができそうなテラス。

マイナスイオンたっぷり

こちらもリビングとテラスが一体化されたデザインのお宅です。暖炉にテラス、そして家の周りを囲む木々と花。扉が全面窓になっているので、リビングからでも、まるでテラスにいる気持ちで外を眺めることが出来ます。
夕方は、天井のダウンライトが、落ち着いた大人の空間へと導きます。テラスで深呼吸すると、身体一杯に広がってゆくマイナスイオン。肺がキレイになっていく感覚を確認したら、プラマイゼロということで、ビールをぐぐぐと頂きましょう。

絶景を約束します。

この写真を見て、私を含め何人もの人が憧れのため息を漏らした今この瞬間。日本のどこかに、なにもかもが最高なこちらのテラスは存在していて、そしてそこに住むご家族が、存在します。きっと素敵なご家族が住んでいらっしゃることでしょう。素敵な家族でない、わけがない。そう断言できてしまうなにかが、この写真には、あります。

テーブルと、椅子二脚。目の前に広がるのは自分たちが暮らす、街の灯り。「素晴らしい」って言葉はこんな光景のために使われるのを待っていたのではないでしょうか。
夜景もさることながら、ここから見る朝焼けもきっと最高に、素晴らしいのでしょう。
テラスって、使い方によっての楽しみ方が無限大の場所だと思うのです。例えば、ある日はお気に入りのカラーのマットを敷いてピクニックをしてみたり、またある日は、テラスにソファを持って行って太陽の下で心ゆくまま日向ぼっこをしてみたり。
やりたい事を、イメージできたらそれはきっと、現実になしえる事。
あなたのイメージ通りのテラス、想像できましたか?

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目隠しいろいろ 2014年05月22日投稿 住宅設計 目隠しいろいろ

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ライター/writer midori