窓からは緑豊かな木々が眺められて、その視線の先には空と海-。なんて素敵な立地に出来れば家を建てたいものですが、現実はなかなか、そうはいきません。通勤だって、お買い物だって毎日の生活にはとても重要な条件です。今回は、素敵な条件の土地を入手できなくても、デザインの力で暮らしを素敵にした例を見ていきましょう!
幹線道路沿いに建つ家のメリットとは?
家の前面に大きな道路があるということは、家の前には大きな空間があるということになりますね!その空間を最大限に活かしたのが、このお宅。2階がLDKになっていて、道路側は大きな窓を持つダイニングキッチン。遮るものがないので、十分な光が入ってきます。そして奥にはバルコニーのあるリビングです。落ち着きたい空間のリビングは奥に配置されているので道路側の音もそれほど気にならなさそうですね。
道路側にはパブリック空間を!
もしあなたが人に見せたいものがあれば、幹線道路沿いという条件はとてもいいかもしれません!こちらのお宅も、奥様が作品を作る工房が前面道路側にあり、住宅への音の緩衝地帯にもなっています。工房脇の細い路地を通っていくと、住宅の玄関がありますが、これも道路側から直接目に入らないような工夫がしてあり、プライバシーが保たれています。もちろん、中庭が設置されているので、開放感や緑も確保できますね!
2階リビングは、必須アイテム!?
明るいですね!幹線道路沿いということで、人の視線を避ける為に、リビングは2階に設置してあります。そして、リビングには小さいながらもテラスを設けて、音の緩衝地帯を作っています。また、2階へと自然に上りたくなる仕掛けが、上へ上へと続く、明るい階段。明かりに引き寄せられるように2階に上がってしまう、という訳です。
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ライター/writer amodanca