起きたくない!安眠を誘う居心地のよい寝室のつくり方

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睡眠は私たちにとって、最も大切なことです。
睡眠をきちんと取れたか取れないかで、1日の仕事の内容や子育てなどにも影響してきます。しかし、産まれたばかりの赤ちゃんがいたり等、寝室の状況は人それぞれです。

そんな中でいかに快適な寝室空間をつくり、1日の疲れをとるかが重要になってくると思います。そこで今回は、そんな理想的な寝室にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

子供配慮の寝室。

子供と寝室を分けたいと思っていても、子供にとって1人で寝るということは、なかなか難しいかもしれません。
しかし、徐々に1人で眠れるようにすることは子供にとっても重要です。この寝室は、そんな子供のことを考えた寝室となっています。

いきなり子供を孤立させるのではなく、扉を開ければ隣にはすぐ両親が寝ているという安心感があるので子供も安心して寝ることができます。少しずつ1人の寝室に慣れていくといいですね。

くつろぐこともできる寝室。

ただ寝室という空間をつくり、ベッドを置く。というわけではなく、寝室の空間そのものを寝室としてそのまま使えるようにデザインしています。後はマットレスを敷けば、ベッドとしてすぐに活用できます。また、ただベッドとして利用するだけではありません。

ベッドとして利用するスペースの部分が斜めで背もたれのようになっています。これにより、ただ睡眠をとる時だけではなく、読書をしたり自分の趣味のことをしたりとさまざまな用途で活用できる、リラクゼーションスペースです。

スキップフロアを有効活用した寝室。

とても落ち着いた雰囲気の寝室です。
白を基調とした空間で間接照明を用いることにより、モダンで落ち着いた雰囲気溢れる空間に仕上がっています。女性の場合、出かける際などは起床してからでかけるまで身だしなみの準備で、鏡の前にいるでしょう。まだその時、男性は寝ていたりしますよね。

スキップフロアを設けて1段上げて寝室の空間をつくることで、メイクルームと寝室スペースを空間的に独立させ、お互いに時間を邪魔しないように配慮した工夫を施しています。
寝室と言ってもただ寝るだけの空間であればよいというものではありません。睡眠を取るということだではなく、寝室で一緒に過ごす人との時間を考えたり、プライベートな時間を設けたりと人によってさまざまな利用方法があるかと思います。

さまざまな使い方ができるよう工夫することでただ寝る場所ではなく、一番やすらげる落ち着きの空間となることでしょう。寝室を中心に家の構想を考えていくのもよいかもしれません。

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ライター/writer KAJIpapa