夜の街並みに美しく佇む住まい。通りががるたび、気になって見てしまうお宅ってありませんか?窓からもれる光の美しさもさることながら、お部屋がどうなっているのかも気になります。「あの窓、お部屋から見るとどんな感じ?」という疑問は、普通ならうかがい知れませんが、事例でなら知ることができます。ここでは、ライティングによって美しく建つ邸宅をそんな街歩き感覚で見るように集めてみました。気になったお宅は、ぜひ内部の写真も見てみてください。
窓からの光が街のあかりに。スクエア窓でスッキリの外観と室内。
スクエアの小さめの窓や長方形の窓が、シンプルに整列していて、家の外観をスッキリ見せています。近くの窓同士だけでなく、窓全部が規則正しく配置されていて、家全体の雰囲気と窓の形との相性がとっても良いですね。 小さな窓を室内から見てみると、外からの視線が入りにくい位置に。 お部屋の必要な位置に窓があるだけではなく、外観を見た時の配置にも配慮してある建物の好例です。 玄関のダウンライト照明が板材を張った外壁部分を美しく照らしています。 小さな窓からあふれ出す光は、まるで照明器具のようです。
暗がりに浮かぶ、光輝く邸宅
二階のバルコニーに面した大きな窓からもれる光と、二箇所の横長の窓の明かりが印象的なお宅です。建物自体がまるでオブジェのように輝いています。バルコニーの天井に張られた木の仕上げ材がその美しさを一層引き立たせています。一階の高い部分にある窓を、部屋の中から見てみると、 寝室の天井近くの壁に配置されています。照明をつけていても中が見えることがない窓の位置はここでも絶妙です。 玄関横の横長の窓は、地窓になっていて、玄関につながるお庭を眺めることができます。玄関の足元を照らすため照明が、庭をライトアップさせていて、家の中からの眺めだけでなく、外観全体もセンスよく感じさせてくれます。
夕暮れをほのかに照らす白い邸宅
玄関とそこに繋がる通路横の壁にさりげなく配置された照明が、スクエアでスッキリとした印象。外観の雰囲気にピッタリです。それに合わせるように、側面に配置された横スリットのの細長い窓も白い壁のアクセントに。中の様子がとっても気になるお宅です。お部屋の写真を見ると、外観と同様にとてもスッキリとしています。さらに、吹き抜けだったり、反対面に大きな窓があったり、外からは想像できないぐらいに開放的な空間が広がっています。外観、室内ともに統一された建物からは、品と知性を感じます。
壮大で洗練された印象の外観。その室内は?
R形状の屋根や入り組んだ構造は、まるで商業施設のよう。 特に印象的なのは、 正面にある大きな吹き抜けに並ぶ横4本ライン。玄関から繋がる吹き抜け部分の明かりが、そのスリットの間から放たれるさまは、とても壮大な印象です。室内から見てみると、この吹き抜けには、裏庭に繋がる入り口や、二階に上がる階段、バルコニーに出られる通路などがあり、 風も光も通る空間になっています。また、一階の洗面室の天井にあるL型のハイサイウインドウは、形状が個性的なだけでなく、昼は明るい光を取り入れ、夜は印象的な外観をもたらしています。外観も内部もこの上なく洗練された住まいです。
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2014年05月31日投稿
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ライター/writer hotagos