夢のマイホーム、あれもしたい、これもしたい!そんな思いをかなえてくれるのがプロのお仕事です!さらにそれだけではありません。プロならではのデザイン力であなたが考えもしなかった素晴らしい提案があるかもしれません。今回はそんなデザイン力が満載のお宅を見ていきましょう。
光を取り入れ、プライバシーを確保するための秀逸なデザイン
都心の住宅密集地に建つこのお宅。光は取り入れたいけれど、人の視線は気になる。。。そんな問題を見事デザイン力でカバーしました。外部に面する窓は、透明ガラス。そしてなんと、内部にもう一つ壁と窓が設置されています。
緩やかなカーブを描く壁は、ダイニングに座っていても見ることができ、居ながらにして空間の変化を感じることができます。
そしてその上部壁にはガラスブロックがはめ込まれているのですが、壁の向こうには浴室があります。室内に窓を設けることで他人の目を気にせずに明るい浴室が実現しました。
雲の切れ間から光が差し込むような、天井!?
柔らかな光で満ちているLDK。壁には大きな窓があり、明るい光が差し込んでいますが、天井を見てください!
布のように柔らかな曲線が、天井のトップライトまで続いています。
敷地の形状から、日の光を取り込むことが難しかったこの住宅への解決として生まれたこの形状なんだそうです。
雲のような天井の造形と天使のはしごに見立てた天窓。。。。居住性と物語のある空間の両方を求めたという建築家。そのフレーズまでも、素敵ですね。
細かいところにもこだわりデザインが!
芝生の緑と真っ白な壁のコントラストが気持ちいい、モダンな外観。
だけど、やっぱり注目は、玄関ひさしの何ともいえないカーブじゃないでしょうか?
立体的な、この美しい曲線。この庇が、まっすぐなシャープなデザインだとしたら、全く違う印象を与えることになるでしょう。素材はステンレスの一枚板だそうですが、雨仕舞いもきちんと考えられていて、さすがの一言です。
閉めていてもカッコいい雨戸デザイン!
1階、2階ともに大開口を持つこのお宅。2階部分には雨戸が設置されていますがこの雨戸、無双窓となっていて、閉めていても光と風を取り込むことができます。
さらに、この雨戸のデザインは閉めていることを前提としているそうで、機能性との両立が素晴らしいですね。
そして、必要に応じて折れ戸を全てたたんで端に寄せることが出来、大開口からさんさんと降り注ぐ日の光も感じることができます。
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2014年10月08日投稿
新築
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ライター/writer amodanca