地中熱利用で快適!省エネなのにセンス抜群なパッシブデザイン住宅5事例

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地中熱を利用し、デザインセンス良く快適な住まいを実現した、パッシブデザイン住宅をご紹介します。地中熱とは、一年を通して地中の温度が一定なのを利用して、冷暖房として利用する方法です。
自然の力を利用し、省エネルギーで室内を快適に保つことができるため、吹き抜けや大空間と相性が良い設備です。
住まいの快適な温熱環境にするためには、合わせて長期優良住宅に求められる断熱・省エネルギー性能も関係してきます。今回は、住宅の性能に配慮しつつデザインセンス抜群の住まいを5事例集めました。

地下7mまでのびるアルミで地中熱を取り込む住まい

井戸水が夏冷たく冬温かく感じるように、温度が安定している地中の温度を利用し、空気の温度を整える地中熱を利用した住まいです。地下7mまでのびるアルミパイプは、まるで空気の井戸のよう。冬温かく夏涼しい室内環境を自然の力を利用し実現した住まいです。
お部屋も無垢フローリングや珪藻土をふんだんに使い、調湿効果も高くとても快適に過ごせそうです。このように温熱環境を意識することは、長期優良住宅を目指す場合に大切な視点ですね。
何世代にもわたり住み続けられる家は、家族にとって大きな資産です。その基準の一つとして「長期優良住宅」があります。これは、平成21年6月4日に国が認定制度を柱とする法律として施行した基準です。
認定の内容には、メンテナンス性や耐震性など多数の項目がありますが、今回は、省エネルギー基準に絞り、その中でもパッシブデザインとして気になる、地中熱を使った冷暖房を採用した事例に焦点をあてました。
省エネルギー対策とセンスを併せ持つ住まいを目指す方にとって参考になればと思います。

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ライター/writer hotagos