理想の家を建てたり、思い通りの部屋へとリフォームできたとき、
その外観を間取りなどを損なうことなく、できるだけ環境に優しく、それでいて快適に暮らしたい。
そんな思いを叶える大きな味方が断熱材や断熱効果のある自然の素材などです。
ここでは身体の中で最も冷やさないようにしておきたい足元、「床」をより快適にする断熱についていくつかご紹介したいと思います。
感触も優しく断熱効果に優れた桐の床のリビング
キッチンとそれにつながるリビングの床に無垢の桐材が使われています。桐の床材は見た目にナチュラルな安らぎを与えてくれるだけでなく、夏はさらっとして気持ちよく、冬はすぐれた断熱効果でしっかり冷えを防いでくれるので暖かい床暖房のような役割を果たしてくれる優秀な素材です。
その気持ちよさに素足で過ごしたくなってしまいそう。
シンプルな茶の間に温かさを与える桐の床
こちらは上と同じように無垢の桐材が床に使われていますが雰囲気がガラッと変わって和風のお茶の間となっています。断熱効果とともに肌触りの良さ(吸湿効果に優れているため)もある桐は日本で古くからから大切にされていた素材です。最新の断熱材ももちろん良いですが、こういった天然のものも選択肢のひとつに入れてみてもいいかもしれません。
床暖房と断熱材を合わせて使用して温かさを逃さない
開放感のある風通しの良い部屋は、ゆったりと快適に過ごすのに一役かってくれますが、反面、冬には冷たい空気が入り込んでしまうこともありますね。どの季節にも快適に過ごすことができるように、こちらの部屋では床下に断熱材を充分に使い、さらにより暖かさを保てるように床暖房マットの下に断熱塗装を施し、冬でも温かさを逃がさないように工夫しています。
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ライター/writer みんと