マンションのスケルトンリフォーム実例集

お気に入りをクリップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
皆さんはスケルトンリフォームというリフォーム方法をご存知ですか?
スケルトンとは「骨組み」のこと。つまり、部分的なリフォームや設備の取り替えのみでなく、部屋を骨組みの状態にまで戻してから行う全面リフォームのことです。
何度もリフォームを繰り返すより、一気にスケルトンリフォームをした方が結果的にお得に済むというパターンは多く、間取りなども柔軟に変えられることから、より生活スタイルにあった家に変えることができます。
今回はマンションのスケルトンリフォームについて実例を見ていきましょう。

こだわりのある素材を使った広々リビング

こちらのお宅では、リビングの間取りをより広々とさせ、家族のコミュニケーションが取りやすい空間に変わりました。また、フローリングの床には吉野杉を利用し、壁にも珪藻土を使っています。キッチンと一部のリビングの壁にはダークグリーンのモザイクタイルを使い、ヴィンテージモダンな印象をもたせています。
このように間取りを大きく変更させるだけでなく、こだわりの素材を家の様々な場所に使うことでより統一感のある家に仕上げられるのも、スケルトンリフォームの利点です。

水回りに窓を設置して光と風を取り込む

マンションの洗面所やお風呂場というと、窓のない空間が大半ですが、スケルトンリフォームによって、こうした水回り空間に窓を設置することができます。
このお家の場合、リビング側の壁上部に窓を作り、窓のあるリビングからの風や光を洗面所に取り込めるシステムになっています。また、洗面所のドアを引き戸に変えることで、部屋の換気方法を変え空気が滞るのを防止することも可能です。
スケルトンリフォームではこうした換気方法のみならず、洗面所自体も自分の好みのものに変えられるため、水回り全体が改善され、全体を通して自分好みの空間に変えることができるのです。
いかがでしたか?
家族や住む人の生活スタイルによって、家の間取りや空間そのものは時に変化を加えた方が良い場合もあります。
しかし、小さなリフォームを複数回行うよりも、予算のメドがついた段階でスケルトンリフォームを行った方が、水回りなどの設備の改善から間取りの変更まで一度で済み、素材などの選択でも統一感を出すことができます。特にマンションでは画一化された間取りや空間作りを自分好みのものに変えられる良い機会です。
これまでの生活の中から感じる不便な点や改善したい点を一度に変えられるスケルトンリフォーム。是非参考にしてみて下さいね。

関連まめ知識

リノベーションで新築同然に 2014年05月13日投稿 リフォーム・増改築 リノベーションで新築同然に

関連Q&A

2015年07月01日投稿 デザイン・設計手法 リフォームについて (回答数1)
ライター/writer Megum