和室の床と言えば畳が一般的ですが、障子など他の部分で和を取り入れて、床材はフローリングを選ぶという手法もあります。その際には、和を感じさせる木材を使用したフローリングを選ぶと良いでしょう。どこが和風なのか具体的に説明することが難しいが、和をなんとなく感じさせてくれる木材を選ぶことがポイントです。
モダンなインテリアと合わせてすっきりとした印象に
こちらは、先程紹介した木頭杉のフローリングを取り入れたリビングです。ダークブラウンの木製家具とフローリングが見事にマッチしていますね。また、奥に見える畳スペースと木頭杉のフローリングとの相性が良く、和の雰囲気を更に高めています。和との相性が良いモダンなインテリアで統一することで、全体的にすっきりとした印象になっています。
フローリングと柱を同じ木材で統一して和を強調する
こちらで使用されている無垢材は、木頭杉ほどには和を感じさせることがない木材ですが、柱などにも同じ木材を使用することで和を強調することに成功しています。棚には杉の無垢材が使用されており、ナチュラル感が強いフロアになっていますね。このように、あらゆる部分に無垢材を取り入れることで、木の温もりを感じられる部屋を作ることができますよ。
黒塗りのフローリングが高級感を演出
こちらは、黒塗りのフローリングを取り入れた廊下です。シックで奥行があるように感じさせるフローリングは、上質で高級感のあるデザインとなっています。右側の部屋に敷かれている和風のフローリングとの相性も抜群ですね。ナチュラルとシックが見事に調和して、独特の空間を作り上げています。同じフロアに黒のインテリアを取り入れると、統一感が出るでしょう。
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ライター/writer atelierj