人が、健康的な生活をしていくのになくてはならないもの。家の中に存在していて当然で、それがないと本当に本当に、困るもの。当たり前のようにあるから、いつもそこまで注目されないけど、私たちにとって、なくてはならない大切な存在。
今回は、敢えてそんな存在の【トイレ】に注目してみました。見てみて驚き。現在のトイレは、従来の使い方だけではなく、安らぎの場所としての存在意義を見出されていました。デザイン性が高いトイレが多数ご覧いただけます。
そういえばトイレって、確実に一人の時間になり得る、貴重な場所。その場所を、【もっと心地の良い空間に】という考えに行き着くのは、ごく自然の流れだったのかもしれません。
ブルータイルがおしゃれ
背面のブルーのタイルと、床の色との相性が抜群です。
全体的に青で統一したトイレは、爽やかさと清潔感が兼ね揃った最高の空間です。
そういえば、昔の学校のトイレって、タイル張りが多かった気がしますが、その時のタイルの印象とは全く違った印象です。
タイルをアクセントにしたこのデザイン、考案された方のセンスの高さが伺える空間です。
ちょっとしたギャラリースペースに
壁を利用して、トイレをちょっとしたギャラリースペースとしての活用法。本や雑誌だけではなく、家族の写真もご覧いただけます。
一見、無造作に飾っているだけに見えますが、実はしっかり配置や、大きさが考えられているから、こんなにおしゃれ。
なんだか、トイレに行くのが楽しみになりそう。
今日から真似したくなる、空間造りのアイディアです。
インテリアショップのモデルルームのよう
センスの高いお宅は、トイレだってこんなにおしゃれ。まるで、インテリアショップのモデルルームのような出で立ちです。
基本的には白で統一された空間に、小物や棚板の茶色がプラスされて、ナチュラル感溢れる仕上がりに。
トイレットペーパーやタオルなどの消耗品は、取り付けた棚板に収納。見えても雑多な感じは一切なく、むしろおしゃれに見せるこの技術。トイレ以外の収納法にも活用できそうです。
やすらぎをあなたに。
色使いのセンスの良さに脱帽です。大胆な色使いが、落ち着いた大人のトイレへと導いてくれました。
上品なトイレって、きっとこんなトイレのことを言うのかも。
そして上品さだけでなく、【ずっとここに居たい】と思わせてくれるような、安らぎの時間までも与えてくれそうです。
リビングや寝室など、他の空間に比べると面積が狭いトイレの空間。狭い空間だからこそ、思い切った色使いやデザインに挑戦しやすいという強みがあるのですね。
和モダントイレ
和式が一般的だった頃、今ほどトイレに【おしゃれさ】は求められていなかったように感じます。現在、家庭のトイレは洋式が主流です。
和式に比べ、ゆっくりと落ち着いて座ることの出来る洋式トイレ。座ってふと辺りを見回した時、視界を楽しませてくれたり、気持ちを落ち着かせてくれたりするものを求め始めたのは、洋式トイレの普及と繋がりがありそうです。
写真のトイレは、紺色と朱色の掛け合わせが和の心を彷彿とさせます。和モダンなデザインの洗面ボウルがポイントになり、空間全体を上品にまとめてくれています。
自然光の入る、明るいトイレ
窓があるって、いいですね。窓があるトイレは、やっぱり明るい。窓から柔らかい光が入り込むその様を見るだけで、ヒーリング効果絶大です。リラックスした気持ちでトイレにいることが出来るって、最高の環境です。
素材感を出した木材も、この空間にとても良く合っています。
シンプルイズベスト。そんな言葉が思わず口からこぼれそうな、素敵な写真。
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ライター/writer midori