直階段や折り返し階段、かね折れ階段に螺旋階段など、実は階段には様々な種類があります。
優先順位はコスト?もしくはデザイン?はたまた利便性?何を最優先するか、その選択を繰り返しすることで、階段の姿形が定まっていきます。
そして、どこに階段を設置するか。これも大きな決断です。玄関?それともリビング?
せっかくのマイホーム、階段にだってこだわりたい。調べるうちに、階段がただ昇降するだけのアイテムではないことに気づくはず。それぞれの魅力を放つ階段。今回は階段にスポットをあてて、まとめてみました。
階段が主役のフリースペース
スペースのど真ん中に階段を設置。【主役は階段です!】と聞いても、誰も疑うことはないでしょう。
そして、注目して頂きたいのは多彩極まる階段の機能。階段は、本棚として、収納スペースとしても活躍しています。写真右手はワークスペース。左手は寝室として使いわけています。
階段を中心にしたことで、空間の区分けも自然に出来ています。
インテリアの一部として
階段をインテリアの一部として、存在させることに成功されたお宅の一例。
2階から見た、3階へと続く階段の風景。3階から降り注ぐ光が、1階まで爽やかに届くように設計されています。吹き抜けならではの開放感が、空間をさらに広く見せています。
部屋のイメージに合わせ、階段の色は白に統一。ガラスとスチールの手すり、そしてプライバシーを大切にした故の、曇りガラス。
うん。スマートです。
曲線麗しい螺旋階段
デザイン性の高い螺旋階段は、見る人の心をぐっと掴みます。玄関に設置したこちらの螺旋階段。曲線がとても美しく、すっきりとしたシャープな印象の中にも、華やかさが感じられます。
白と黒のチェア。色のコントラストがおしゃれなハイヒールの絵画。そして、螺旋階段。チョイスする物全てがハイセンス。デザイン性の高い玄関は、帰ってくる人の心に活力を与えてくれるでしょう。
大きめに設定した玄関のガラスからは、優しく自然光が降り注ぎます。外からの視線を考え、ガラスは曇りガラスです。
階段のある、柔らかな風景。
リビングに階段を設置した、リビングイン階段です。優しい色合いで統一した空間は、柔らかな空気がこちらまで伝わってくるかのよう。
階段を通って、上の階に伝わるごはんの香り。【ごはん、出来たよ!】その一声で、階段を下る家族の足音。そんな何気なくて、最高に幸せな一コマ。
リビングイン階段は、家族の温もりを、教えてくれる存在でもありそうです。
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2014年06月01日投稿
デザイン・設計手法
階段の設置場所
(回答数2)
ライター/writer midori