今回はプライベート空間から離れて、オフィス空間の作り方を見てみましょう。
オフタイムを過ごすお家づくりだけでなく、オンタイムを過ごすワーキングスペースにもインテリアのアイデアはいっぱい。またワークスタイルはこれからどんどん変化し、お家でお仕事をする人も増えるでしょう。幅広いタイプのフロアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
アイデア脳を刺激するカラフルオフィス
商品開発など、クリエイティブな発想が求められるお仕事が中心であれば、色の三原色を取り入れるのはいかが。白いキャンバスのような空間の中、対象関係にある3色があると気分の高揚を促すなど、脳へ常に刺激を与えることができます。明るい空間の中に属性の全く違う色をあしらえば、はつらつとお仕事が進むこと間違いありません。
また、同じ理由から子供部屋に取り入れる配色としてもおすすめです。
ほどよい解放感を与える部屋の仕切り
さて、こちらは空間を分けるアイデアです。小さな部屋は落ち着くけれど、長時間いると息がつまってきますし、広い空間は開放的で風通しの良さを生み出しますが、少し集中しづらいこともありますよね。そこで使いたいのが柱を並べることと、ガラスを使うこと。どちらもある程度の目隠しと区切りを作ることができるので、落ち着きと解放感の良いとこ取りができるのが魅力です。
また柱は、写真のように木の素材感を生かすことで温かみや落ち着きを演出することもできますし、もっと細い柱を使うと、白でイノセントな雰囲気を出したり、黒でスタイリッシュさを出したり、コーポレートカラーなどを使って個性を打ち出すのも良いでしょう。遊び方はそれぞれ。お家にも取り入れやすいアイデアです。
貫禄の演出と引き算
最後に、こちらの重厚感ある書斎を見てみましょう。代表や役員の部屋に貫禄を出したい場合は、歴史を感じさせる配色とクラシックな家具の組み合わせが最適です。こちらの場合、石造りをイメージした壁のあしらいも重厚感があり素敵ですね。一方で執務を行う部屋でもありますから、集中できる環境であることも必須です。ダークトーンで統一した部屋の中、天井と壁の一面、そして扉に最も明るい色・白を配置することでヌケと軽さのバランスを取り、重要な決定もスッキリした頭で下すことができるようにしています。
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ライター/writer little-maya