突然ですが、お気に入りのカフェはありますか?
出勤前に目覚めの1杯、会社帰りにほっと一息、休日には読みたかった本をじっくりと…など、日常の大切な時間を過ごすカフェを、きっと誰しも持っているのではないでしょうか。
カフェは、忙しい毎日の中に小さな癒しをくれるオアシスのような存在。
そんな心落ち着くスペースがもしも自宅にあったら、すてきだと思いませんか?
ここでは、まるでカフェのようにおしゃれでリラックスできる、心地よいリビング&ダイニングの事例をご紹介します。
サードウェーブコーヒー風、自然素材のダイニング
まるで、西海岸のサードウェーブコーヒー店のよう。モダンなのにあたたかみを感じるキッチン&ダイニング。
そう感じせるポイントは、床やキッチンスペースの天井部分に、表情のある木を使っていること。
こうすることで、生活の中に天然素材を取り入れる西海岸風インテリアを自然と再現できるのです。
広さはそれほどないダイニングですが、コンセプトがしっかりしているので、すっきりとおしゃれにまとまっています。
キッチンの右端に見える黒板で、カフェらしさもより一段とアップ。
埋め込み型本棚で、自宅がブックカフェに
本好きにとって夢の場所、ブックカフェ。
そんな理想のスペースを、自宅で再現しているのがこちらです。
造り付けの本棚をあらかじめ壁に埋め込んでおくことで、本棚が壁より出っ張らないように工夫しています。
これなら、本を選び放題。好きな一冊を手にとったら、ソファや椅子でじっくりと読むことができます。
本棚を壁に埋め込んだということは、その分、外から見ると外壁は出っ張っていることになりますが、家の中を落ち着いた空間にするためには、こうした小さな工夫も必要なんですね。
大人かわいい、フレンチテイストのナチュラルな空間
女子力高めの、やさしい印象のダイニング。
壁やメインの家具をホワイトにして、床にはテラコッタ調のタイルを使うことで、フレンチテイストにまとめてあります。
フレンチテイストと言うと無垢材やアンテークのイメージがありますが、こんなふうに赤やグリーンの差し色をうまく使ったり、柄もののカーテンを取り入れると、現代的でリアルなパリのアパルトマン風に。
朝のカフェオレもぐんとおいしく飲めそうなダイニングですね。
ホットココアが似合う、ウッディな山小屋風
木目の表情を生かした、ロッジ風のキッチン&ダイニング。
キッチンカウンターは、やわらかな印象の木と白いタイルを使った、シンプルで機能的な北欧式です。
長い冬のあいだ、室内でどう心地よく過ごすかを追求してきた北欧の人たちのように、この部屋で家族や友人たちとホットドリンクを飲みながらゆったりと過ごしたい。
そんなふうに、家庭での時間を大切に思えるあたたかなインテリアです。
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ライター/writer 玉置