日本の昔の住宅は、大体が平屋でした。現在はというと、二階建ての住宅が多いように思えます。当然のことだった平屋の存在が、いつの間にか憧れの存在として、私たちの意識に組み込まれたのはいつ頃からでしょう。
土地の広さが必要な平屋住宅。土地がどんどん減少している現代だからこそ、その存在がますます光輝くのでしょうか。しかし、そんな現代でも憧れの平屋住宅を手に入れたご家族がいらっしゃいます。ということは、可能性はゼロじゃないということ。夢は、持ち続けるからこそ叶うのです。
昔の平屋住宅の良い点はそのままに、何倍にもレベルアップした現代の平屋住宅、早速ご覧ください。
長く繋がるおおらかな縁側
梅干しと聞いて条件反射でよだれが出てしまうように、平屋と聞くと条件反射で出てくるのが、縁側。やっぱり平屋には縁側があって欲しい。それも、写真みたいな長く長く続く縁側が。
真っ青に晴れた昼下がり、縁側に腰かけるあなた。そこであなたは何をしますか?この空間にいるだけで、なんだか心がほっとする。縁側は、そこに住む家族を優しく包みます。
開放感が、ただごとじゃない。
見るからに、広い。見るからに、開放感が素晴らしい。家族の息づかいを感じる安心感の中でも、しっかりと心地の良い距離感は保たれています。それは例えば趣味で使うロフトや、家族共有のワークスペースなど。
大人も子供も、のびのびと生活の出来る家で暮らせることは、幸せ以外の何物でもないでしょう。
これからの時代に適した住宅構造
平屋住宅は、家族の存在を近くに感じられるということの他に、高齢者や身体の不自由な方にとって暮らしやすい住宅構造という点も大きなポイントです。
写真のお宅は、車椅子を使うご家族の為にバリアフリーを施しました。広く土地を使った平屋住宅だからこそ、車椅子の移動も狭さにストレスを感じることなく暮らせます。
少子高齢化が叫ばれる昨今、平屋住宅が改めて注目されているのは、必然のことのように感じます。
平屋住宅最新版!
あぁ、なんておしゃれ。なんてハイセンス。なんて、ハイレベル。外観だけで惚れ惚れしてしまう、圧巻の平屋住宅。
杉板の塀で囲むことで、外と屋内を丁度良い距離感を保たせています。
平屋というと、大きな三角屋根のある昔ながらの住宅を想像してしまいますが、現代の平屋はこんなにも進化を遂げていたのですね。
庭をアウトドアリビングとして扱う
これはもう、縁側というよりはウッドデッキ?
壁には明るいライトが輝き、大きな窓から出入り出来るこの空間は、外に出来たもう一つのリビング。どうしてライトの灯りが下に映っているのかって?そう、実は地面に水を張り、水面にしているからなのです。なんて幻想的で、心癒される場所なのでしょう。
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2016年04月27日投稿
住宅のトラブル
坪単価
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ライター/writer midori