家の中で問答無用で一人になれる場所、それがトイレです。
考えごとをしたり本を読んだり…と、意外とトイレを活用する人も多いもの。
それなら、もっともっとトイレの空間作りにこだわって、より居心地の良い場所にしてみては?
必ずしも広さがなくても大丈夫。工夫次第で、トイレがあなたの“第二の書斎”になるんです。
もちろん、家族みんなの快適性や使いやすさにもこだわっていますよ。
ビビッドな配色の壁紙で遊ぶ
壁紙に上手に色を取り入れる海外の住宅のような部屋は、憧れですよね。
でも、現実的には家族の好みやインテリアとの兼ね合いなどで、壁紙は無難な色になりがち…。
そんなときには、スペースのコンパクトなトイレの壁紙からチャレンジすることをおすすめします!
こちらのトイレは、鮮やかなピンクとダークブラウンのコントラストが際立ち、そこにボタニカル柄のモダンな壁紙が調和する、何ともおしゃれな空間。
スペースの狭いトイレだからこそ、大胆な配色で自分の個性を思う存分発揮できるのです。
天井の角度とスポットライトが隠れ家感を演出
白で統一された、清潔感あふれるこちらのトイレ。
一見、それほど特徴はないようですが、何とも言えない落ち着きがあり、つい長居してしまう空間なのです。
その理由は、斜めに傾斜した天井とスポットライト。
天井に角度がついていることで屋根裏のような雰囲気が生まれます。
さらにスポットライトの明かりが、秘密基地のようなプライベート感をアップさせ、つい長居したくなる、居心地の良い空間を作り出しています。
こんな隠れ家風のトイレなら、読書や思索も進みそう。
ただし、あくまでトイレは家族みんなの共有スペースなので、独り占めはやめてくださいね(笑)。
ホテルライクな上質空間
こちらのトイレのテーマは「上質なホテルの水周り」。
壁紙は、透明感がある青みがかったガラスタイル。
手洗いは透明なガラスボウルをチョイスし、タオル掛けやペーパーホルダーはアルミ製のものに。
無機質な素材と木目とのコントラストが、より上品でラグジュアリーな雰囲気を演出しています。
トイレに入った途端、高級ホテルでくつろいでいるようで、ちょっとした旅行気分が味わえそうです。
金魚を鑑賞できるゴージャスなトイレ
この発想はなかった! 床に強化ガラス製の水槽を設置し、泳ぐ金魚を眺めながら入れるトイレです。
まるで江戸時代の豪商のようなセレブ感ですが、トイレに水槽を設置したのにはれっきとした理由があるのです。
まず、金魚は上からのフォルムが一番美しく見えるので、「見下ろす」位置に水槽を置くのがベスト。
また、水槽を照明装置として利用すれば、トイレ全体の明るさも確保できて一石二鳥。
トイレに入るたびに家族みんなが金魚の姿を見て、気にかけることもできます。
まさに世界に一つだけのこだわりのトイレです。
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ライター/writer 玉置