四季のある日本での家づくり、わがままですが、全ての季節において快適に暮らしたいですよね。例えば暑い夏、涼を感じる工夫はどうでしょうか?家の中で涼しさを感じる、外の風景から涼しさを感じる、色々あると思いますが、今回は空間づくりの中で季節を感じる工夫を凝らした家を見ていきましょう。
バルコニーのような中庭で、裸足のまま夕涼み
全ての部屋に面した中庭は、障子もカーテンもない大きな窓から存分に眺められます。庭の緑が見えるだけで少し涼しい気分にもなりますが、ここは思い切って外に出てみましょう。縁台と真ん中には植物を配したテーブルも用意されています。裸足のまんまで、蚊取り線香傍らに、冷えたビールとうちわがあれば、これぞ、日本の夏ではないでしょうか。
屋上バルコニー、中庭、坪庭で、どこにいても季節を感じる
リビングと一体になったバルコニー。その一部に階段があり、それを上るとさらに屋上バルコニーがあります。これは子供たちが走り回ること請け合いです。このバルコニーからは近くの山が見えますので、山の景色で季節を感じることが出来ますね。またこの家は、他にも中庭、浴室と坪庭、など外部空間とのつながりを空間づくりのテーマにしているそうで、より季節を感じることが出来るでしょう。
屋上バルコニーで季節を感じて、空を独り占め
中庭に設置された小さめの階段を上がると視界が開ける屋上バルコニー。床も手摺も、設置された縁台やテーブルまでも全て木で作られたこの屋上は、「和」を感じる空間に仕上がっています。夏にはここで、スイカを食べたい!そんな気持ちになりますね。
バルコニーから見下ろす中庭で季節を感じる
2層分の吹き抜け空間を持つリビングルーム。リビングからはもちろん、吹抜け上部にはバルコニーが設置されており四季折々を感じることのできる樹木が植わった中庭を存分に眺めることが出来ます。先祖代々が育ててきた樹木を使って地元の大工さんが建てた家という事で、冬は素肌で木のぬくもりを、夏には汗ばんだ肌に心地よい木の感触を感じる仕上げとなっています。
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ライター/writer amodanca