本棚のある家に暮らす

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秋は読書の季節。冬に近づくにつれ、長夜が多くなるこの時期は、室内にいることが多くなる分、家で本を楽しむ時間を増やしてみてはいかがでしょうか?
昔に買った本をもう一度引っ張り出して読むのもよし、新しいものを買うのもよし。一生ものの本を大切に保管するための本棚は、本好きにとっては必要不可欠な存在です。
階段を利用した省スペース本棚、インテリアのように本が飾れるような一工夫がなされた本棚、本棚がメインの家など、さまざまな種類の本棚を取り入れた自宅とともにそのアイデアを紹介します。

階段が本棚の家

階段側面のスペースを本棚として利用する例。部屋にわざわざ本棚のスペースを確保する必要もなく、省スペース。狭い家でもたくさんの本を保管することが可能です。
スペースいっぱいに本を詰めると空間を狭く感じさせてしまうので、本と本の間に仕切りとして置物などのインテリアグッズを置くと、圧迫感のない広々とした印象を与えることができます。
高い部分にはあまり読まないものを、中段にはお気に入りで出し入れを頻繁にするもの、下段には図鑑など重みのあるものなど、本の用途や種類によって棚を分けてしまうと、出し入れが効率的に行えます。

図書館のような本棚の家

まるで図書館のように壁一面に広がる本棚は、本好きなら誰もが憧れるような設計です。本が家のメインとさえ感じさせる存在感大なこの本棚は、吹き抜けになっている1階2階ともにたっぷり本が収まる仕様になっています。
2階部分の本も取り出しやすいように、本棚に沿って通路が設けられており、取り出しも簡単にできるのがポイントです。
どこに何があるかが分かるよう、年代別や作家別などに分けて収納すると、より分かりやすい明確な本棚になります。

見せる収納の本棚

カフェのように雑誌や本を飾るスタイルの本棚。書籍よりは主に写真集や雑誌などビジュアルに凝った本が好みの方におすすめの収納です。表紙がおしゃれな洋書などを飾れば本の収納も兼ねたインテリアの役割もはたしてくれます。
本だけでなくお気に入りのDVDやレコードなどを飾るのにも最適。本を立てかけるタイプの収納なので、比較的薄くてほかのものと混在してしまいがちな雑誌などがどこにあるか一目瞭然なので、探す手間を省いてくれるのもいいポイントです。

インテリアのように飾る本棚

遊び心溢れる仕様の本棚。木をモチーフにした本棚部分には各書籍にスポットライトが当たるように工夫されており、夜になって灯りを点けると本をオブジェのように彩ってくれます。見栄えのする表紙の書籍やお気に入りの書籍、友人や家族におすすめしたい書籍などを飾れば、話の話題にもなりコミュニケーションツールとしても活躍してくれるはずです。
スポットライトは間接照明としての役目も果たしてくれるので、木のモチーフ部分に書籍を飾らない場合でも十分活躍してくれます。
また、モチーフの下部分には通常の本棚が設置されているので、飾らないもの以外はすっきりと収納できます。
一言に本棚といってもスタイルはさまざま。
文庫本が多い自宅ならたっぷり収納できる本棚を、雑誌などビジュアルメインの書籍が多い方なら見せる収納の本棚を、小さなお子さんがいるご自宅なら遊び心をプラスした本棚など、ご自宅の本の量や種類、シチュエーションによってベストな収納方法を見つけてみてください。

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ライター/writer 栗原