究極の癒し空間、バスルームについて考える

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次第に寒さが厳しくなるこの季節、冷えた身体を温め、心も身体も癒してくれるバスタイムは、1日の中でもっとも大切な時間になります。
温泉大好き、お風呂大好きな日本人だからこそ、1日1回のバスタイムにはこだわりたいものです。
浴槽につかりながら本を読んだり、音楽を聴いたり、テレビを見たり……。心地よいバス空間ではついつい長居してしまうものです。
そんな癒しの空間、バスルームについてさまざまなスタイルをご紹介します。今回ご紹介する住居を参考にイメージを膨らませながら、理想のお風呂空間を手に入れてください。

木の心地よい香りが癒しをもたらす空間

床にヒノキを用いたバスルームは、同素材の壁や天井との相乗効果もあり、気持ち良い木の香りを楽しめる空間になっています。老弱男女問わず愛されるヒノキの香りには、リラックス効果があるので、身体の芯から温まり癒されること間違いなし。
閉塞的になりがちなお風呂空間も、上段部分に窓をつけることで昼間には自然光が柔らかく差し込むような仕組みになっています。自然に包まれたバスルームはまさに癒しの空間と言えます。

贅沢な景観を独り占めできるお風呂

せっかくお風呂にこだわるのであれば、どこにバスルームを設計するかにもこだわりたいところ。写真の住宅のように眺めのいい場所がバスルームの向こう側に見えれば、さらに楽しいお風呂タイムを過ごすことができるはずです。
バスルームを1階ではなく2階など上の階に持ってくることで、眺めのよい景観を実現しています。昼間は自然光で外の景色を楽しみ、夜には自然の音に耳を澄ませ、全身で心地よい気分を味わる空間。まるで毎日がリゾートのようなゴージャスな気分を味わえるバスルームです。

露天風呂の機能を持つ、贅沢なバスルーム

春や夏などの温かい時期には開放的な気分で露天風呂が楽しめるバスルーム。温泉地に来たかのような特別な気分が味わえるはずです。ひとりで自然を感じながらいやしのひとときを楽しむもよし、家族一緒に入りながら団らんするもよしな、開けた空間になっています。また、写真の住宅のように引き戸式のガラス建具を導入することで、秋や冬でも戸を閉めたまま自然の景色を楽しむことが可能です。

家族でのんびり楽しめる広いバス空間

大人数でも入れるよう設計された大きい浴槽を取り入れたバスルームは、家族全員でお風呂の時間を楽しみたい方におすすめの仕様です。家族それぞれが思い思いのときを過ごすことも可能ですし、みんなでワイワイ楽しむことも可能。
これだけの広さがあれば、特別な温泉地に来たかのようなプライベートな温泉旅館の気分を毎日味わうことが可能な贅沢なつくりのバスルームです。
これからの季節には欠かせないお風呂。心身ともに癒しを与えてくれる空間だからこそ、こだわりたいものです。リノベーションなどをご検討されている方は、ぜひ今回ご紹介したお風呂を参考にお気に入りのスタイルを見つけてみてください。

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ライター/writer 栗原