「こんなリビング・ダイニングで生活したい!」と、一目惚れしてしまう個性的な空間たち。人気のナラ・オークの無垢フローリングを使った床が、部屋全体の雰囲気を整えていいます。オリジナル感のあるキッチンや、コーディネートされたソファーやテーブルにより、お部屋がさらにハイレベルに仕上がっています。レイアウトや素材の使い方が、シンプルかつ機能的なので、どの事例も真似したくなる要素がたくさんあります。今回は、開放的で大人のセンスを感じる、床が無垢フローリングのリビング・ダイニングをご紹介します!
無垢のナラ材とステンレスキッチンの共演
ちょうどよい板幅と色合いが上品なナラ無垢フローリングのLDKです。節が少なく落ち着いた木目が、部屋全体を優しく包んでいます。その優しさと対照的なのが、オールステンレスのキッチン。奥行きがあり存在感もありますが、配置によりそれを感じさせません。壁面部分もステンレスになっていて、プロの厨房のような印象で、お手入れしやすそうです。リビング奥の壁面収納にはたくさんの本が。その下のテーブルには、可愛らしい椅子が並びます。キッチンから見える位置にあるので、子供の様子を見ながら料理ができるうれしい配置です。大きな窓からたっぷりの光が差し込む、明るいリビング空間です。
オールドオークのヘリンボーン!
絶妙なバランス感覚!オールドオークのヘリンボーンの床を活かす、ソファー柄のチョイスに脱帽です。ソファーの肘掛け部やテーブルの天板、ウッドブラインドや梁など、微妙に違う木の素材のテイストを揃えることで、完璧な統一感がつくられています。ライトやシーリングファンのチョイスも抜群で、この空間にいるだけで、別の時代にトリップできそうです。コーヒー片手にくつろぐ姿が、最高に似合いそうなリビングですね。
オーダーキッチンを中心とした無垢空間
幅の少し広い、木目の深みを感られるナラ無垢フローリングが好印象のダイニングキッチンです。その床からは、しっとりとした落ち着いた印象と、一枚一枚長さの違う乱尺フローリングがもつ躍動感を共に感じさせてくれます。ステンレス製のすっきりとしたオーダーキッチンには、木製の部分があり、床と自然な一体感も。部屋の中心に柱が残る、奥行きのあるレイアウトは、二つの部屋を一つにしたリノベーションの証。さまざまな部分に、古き良きものを活かす素材選びのこだわりを感じます。
素材の統一感を感じるダイニングキッチン
気に入った素材だけで構成されたダイニングキッチン。それは、住む人の好みに合わせ育てていける空間です。オリジナルキッチンは、黒で塗装されたスチールの骨組みとナラの無垢板とステンレスの天板でできたもの。コンクリートそのままの色合いの壁にとても合っていますね。このキッチンには、お気に入りの調理器具や食器を並べる楽しみがあります。ナラ材の無垢フローリングとストーブのあるこの空間には、シンプルでありながら、ここで過ごす時間を楽しめる贅沢さが感じられます。
ナラ材に囲まれた吹き抜けのあるリビング
吹き抜けにつながる天井には、床と同材のナラフローリングが。ナラそのものの色合いと、白壁の相性がとても素晴らしいですね。天井や棚の仕上に木材がふんだんに使われ、部屋に優しい雰囲気が溢れる中、全体としてシャープな印象をうけるのは、デザインのクオリティーの高さのあらわれではないでしょうか。テーブルや椅子の素材感も統一され、黒いソファーがアクセントになっています。2階の寝室の吹き抜け面に壁がないのは、驚きですが、空間全体の一体感と立体的な広がりを感じます。
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ライター/writer hotagos