階段がグッと楽しくなる!〜できる踊り場のつくり方〜

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「せっかく家を建てるなら、階段の踊り場も楽しく活用したい!」と思われる方は多いのではないでしょうか。壁に絵を飾ったり、ニッチを作ってものを飾ったりすることはよくありますが、アイデア次第では、階段の枠を超えたスペースにすることも可能です。
少し広めの踊り場なら、個室のような利用の仕方も。ちょうどよい囲まれ感があって、心地よい場所になったりします。上下をつなぐ通路だけじゃない楽しみ方。階段まわりのアイデアが欲しい人必見です!

スタディースペースとしての踊り場

落ち着いた色合いの踊り場に、家族共有のスタディースペースがあります。ちょっとした調べ物や書きものなどにふさわしい、書斎のような空間です。集中すれば個室のように使え、ゆったりと作業をしているときは、階段を通じて、他の部屋の気配を感じることもできる空間です。夜遅くても、部屋の扉を閉めれば、明かりをつけていても気にならなさそうです。踊り場としては、かなり広めのスペースなので、ここに誰かが座っていても、階段の上り下りには全く問題ないですね。ちょっとしたスキップフロアのような踊り場です。

家族が集まり、会話が弾む踊り場

オープンな収納スペースに隣接した階段。その踊り場からは、その収納スペースに上がることができ、また、上階の子供スペースと空間的なつながりを作っています。階段の踊り場が部屋の中心にあり、そこからリビング全体を見渡すことができます。少し高い位置からの眺めは楽しそうですね。木で仕上げられたナチュラルな雰囲気の中で、黒い階段がアクセントになっています。カウンターキッチン、ダイニング、階段踊り場、収納ボックスの上と、思い思いの場所に家族が集う姿がとても印象的です。

窓辺の読書コーナーとしての踊り場

踊り場に設置されたベンチで読書する、二人のお子さんの姿が愛らしいです。横に本棚があるので、自分で本を選んで読むことができます。吹き抜けに面した階段室には、大きな窓。明るさも十分で、そこからは裏山の緑が広がっています。広めに取られた程よい高さの踊り場のすぐ側にはソファーがあり、この空間で、家族が安心して一緒に寛ぐことができそうです。自然素材をふんだんに使用した室内で、お子さんもすくすく育っていきそうですね。

カウンターとしても使える踊り場

壁から板が突き出たような形状の階段です。その5段目の板が踊り場で、少し大きくなっています。この部分が、ちょうどよい高さのようで、階段の踊り場でありながら、なんとカウンターとして利用されているようです。たしかに、買い物してきたものをちょっとの間、置いておいたりできそうで、何かと便利かもしれませんね。本を読むスペースや書斎としての踊り場はありましたが、カウンターとして利用するというのは、かなり斬新な感じがします。シンプルでありながら機能的な踊り場ですね。
踊り場のアイデア次第で、住まいはこんなに楽しくなるんですね。リビングの中心にあるスリット階段なら、そこに座ることで、少し高い位置からリビングを眺めることができます。その立体感のある空間使いは、スキップフロアにも通じるものがあります。また、収納スペースとしても、階段の踊り場は大活躍。リビングに置くには少し量があり、でも家族がいつでもアクセスできる場所に置いておきたい、本のようなものの置き場にぴったりです。大きな窓のある踊り場なら、本を読むのに最適な場所にもなります。このように、踊り場スペースには、様々な可能性を感じますね。

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ライター/writer hotagos