家の第一印象を決める、パッと目を引く外観

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“家の第一印象を決めるのは外観”。といっても過言ではないくらい、外観は住宅にとって重要な要素です。
外観のデザインによっては土地や立地によって向き不向きもありますが、それらも考慮して考えるからこそ、機能性も発揮してくれます。このようにデザイン性にこだわるだけでなく機能性もあわせて考えることで、親から子どもへ、子どもから孫の代までと受け継ぐことが可能になります。
これから新居を建てようと考えている方、外観のリフォームを検討している方は、ぜひイメージの参考にしてみてください。

ガラス張りが印象的な解放感溢れる家

リゾート地のホテルを思わせるようなガラス張りの外観なら、ラグジュアリーで開放的な空間を演出することができます。
これだけ開放的な外観だと人目も気になるので、高台にある土地に建てる場合や、人通りの少ない場所には適しています。また、人通りの多い場所でも外側にグリーンなどで囲いをつければ、プライバシーの確保も可能です。
壁の色はホワイトならガラスとも一体感が生まれ、清潔感溢れる印象を与えてくれます。

引き締まった印象のダークカラーの家

北欧の住宅を思わせるような木製のサッシが印象的な外観は、ダークカラーを用いることで引き締まった印象与え、その場の空間を個性的に演出してくれます。また、木材が固くなりがちな黒の外観に柔らかい印象をプラスしているのも大切なポイントです。
そして、一方だけの屋根が傾斜した片流れの屋根もユニークな印象を与え、機能的には雨漏れがしにくいというメリットがあります。雨や雪の多い地域には適したデザインでもあります。

構造が気になる、木箱のようなユニークな家

プライベートを第一に考えられ、木製の塀で囲まれた木箱のようなデザインの外観。素手へ木版を利用していることから、しっかりと囲まれていても思い雰囲気をいっさい感じさせません。
いったい中はどんな構造になっているのか、人々の好奇心を掻き立てます。
比較的、周辺に住宅や高いビルが密集しておらず、さまざまな角度から自然の光を取り入れることが可能な土地や、人通りが多く人目が気になる立地に建てるのがおすすめです。

日本ならではの和を感じる外観

昔ながらの日本の建築を感じさせる格子を印象的に使用した外観は、現代的にシンプルにアレンジすることでモダンな印象を与えます。控えめなデザインながらも柔らかな印象を与えるこのデザインは、ほっこりとした温かみのある空間を演出することが可能です。また、外観をライトアップするかのように足元を照らす照明を設置することで、上品で上質なイメージを与えることができます。
どんな土地や立地でも比較的対応しやすいタイプの外観です。

横に長いデザインが迫力のある平屋造りの外観

階段がなく、歳をとってからも労力を使わず快適に生活できることから人気が高まっている平屋建ての住宅。写真の住宅のようにコの字型に配置し、中央に中庭を設置することでプライベートも確保されます。
縁側を作るアイデアは、平屋建てならでは。春から秋にかけては中庭を囲んで食事をしたりお酒を楽しんだりと中庭の活用方法も無限大です。
いかがでしたか。人目を引く外観は人々の興味を引き付ける魅力的なものばかりです。せっかく新居を建てたりリフォームするのであれば、家の“顔”でもある外観にはこだわりたいものです。
今回紹介した住宅の例を参考に、どんな外観にするか心を弾ませながら楽しんで決めてみるのも、家造りの醍醐味ではないでしょうか。

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ライター/writer 栗原