毎日使う場所、キッチン。
家族構成、好きな料理、買い物の頻度、持っている食器の量。
100の家庭があれば、100のスタイルがあります。キッチンはそこに住まう人の情報を集約したその家の中枢部分。その空間をどうつくるか、様々なライフスタイルを例に5つのキッチンを見ていきましょう。
①共働きにおすすめ、憧れのストレートダイニング!
キッチンを設置するスペースの間口があれば許される大胆なキッチン。作った料理をダイレクトに配膳できるのが最大の特徴です。共働きの夫婦であれば、夕方仕事をして帰宅した後家族が帰ってくるまでが勝負の時間!食卓がキッチンに直結しているので、準備や片付けのことを考えると動線はバッチリですね。万が一夕食の準備中に家族が帰宅しても、作った料理から順番に出していけるので、家族を待たせずに済みます。また、間口のある空間なので、後ろの収納スペースもたっぷりとれます。取り皿などの食器を取り出すにもアクセスしやすいので、家族全員でスピーディーに準備をすることも可能です。
②子育て応援キッチン。
ペニンシュラキッチンの向こう側に畳のスキップフロアがある空間。子どもが畳スペースに上がれば、キッチンに立つお母さんと同じ目線でコミュニケーションがとれます。近くにお子さんの顔を見ながら作業できるので家事もはかどりますし、お互いに安心して過ごすことができます。スキップフロアから上に続く階段の先はフリースペースになっていて、お子さんが勉強するにも最適。家族の気配を感じながら宿題をしたり、趣味の時間を楽しむことができます。
③家事仕事両立キッチン。
対面キッチンの横に連続したワークスペース。在宅で仕事をしている方におすすめのキッチンです。家事と仕事をする空間を連続させることで、ロスタイムを減らすことができるのがポイント。動くのに疲れたときはぼんやり外を眺めて休憩、またゆっくり食事をする時間がない時にもキッチンが近いので後片付けが楽です。コンパクトなスペースで集中して家事・仕事に取り組みたい方にはぴったりのスタイルではないでしょうか。
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ライター/writer utasan