ゆったり、ほっこり。現代の木造住宅とは?

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現代の木造住宅って、どんな感じなのでしょう?
木造住宅と聞くと、今は取り壊されてしまった、祖父の家を思い出します。その家は、大きな梁を軸にした、なんとも立派な、昔ならではの木造住宅。祖父の家に遊びに行くと、まるで大きな自然に守られているような、そんな安心感に包まれたものでした。

現代の木造住宅は、そんな大きな安心感やぬくもりは変わらず残したまま、モダンさを取り入れた、【あったかくて、ハイセンス】な住宅が多く見られます。

和モダンって、こういうこと。

床、天井、そして室内に設けられた階段スペースに至るまで、木材を使用したリビング空間。それぞれ別々の色を使いながらも、素材が同じ木材なので空間に一体感と温もりが感じることができます。

特筆すべきは、テレビの下のダウンライトや天井からのダウンライトなど、ライトの使い方が秀逸!木造×ライトで、モダンさを取り入れたこちらのお宅は、まさにセンスが光る【和モダン住宅】です。

階段に木材を取り入れる

室内は白で統一されたシンプルで清潔感溢れる空間。そこに暖かさをプラスするのが、階段スペースに使われた木材です。暖かさが生まれただけではなく、白の中に差し色を入れる役割も担っています。

一部に木材を取り入れるだけで、こんなに印象が違うということが一目で分かる、木材の存在の大きさが確認できる一枚です。

シンボルツリーを目にしながら。

なんともフォトジェニックな一枚。見るだけで、幸せな気分にさせてくれます。立派な桜と大きな池のほとりに建てられた小さなお家。
敷地面積は小さくとも、そこから見える素晴らしい景色は、きっとご家族に大きなゆたかさをもたらしてくれることでしょう。

木材を基調にした家は、まるで桜の木と同調するように、今日も静かに家族を守ります。

ダイナミックな梁。かっこいいです。

木造のリノベーション住宅。35年前に建てられた家は、歴史と共に子世代へと引き継がれました。既存の木材はそのまま活かし、現在の生活スタイルに合わせた間取りに変化させました。

【過去】と【現在】を融合した住宅へと生まれ変わったお宅。しかし、玄関にそびえる立派な梁は、35年前当初から、この家の大きな大きな、縁の下の力持ちです。世代が変わっても、長きにわたって暮らすことが出来るのは、木造住宅の醍醐味です。
木造住宅ならではの「優しさ」や「温もり」はそのままに、デザインや構造の進化によって、様々な木造住宅を建てられることが可能になった現代。シック・ナチュラル・和モダン・洋風。どんな洋式もお手のもの。
もちろんデザインだけではなく、安心して住むことの出来る耐震構造も確立されています。

木とともに暮らすということ自体が、なんだかとても、幸せなことのように感じます。それはひょっとして、人は無意識のうちに、暮らしに自然を求めているというサインなのかもしれません。

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ライター/writer midori