住宅地に立つ家は、プライバシーに配慮して、道路面には大きな窓はあまり設けないのが通常だと思います。でも、今回は、敢えて外に向かって開いた家、というのを集めてみました。気持ちのいいまでの思い切りのよい開放感。町の景観にも大いに貢献している、そんな開放感あふれる家たちを見ていきましょう!
高低差を利用した、視線が気になりにくい大開口
敷地周辺が丘陵地だということで、建物の位置を前面道路側に張り出して、道路との見えない境界線を作り出しているそうです。この高低差と前面のテラスのおかげで、大開口があっても人の視線を気にしないで過ごせそうですね。
敷地から奥まることで大開口を満喫
正面から大開口を通して中庭が見えます。明るく開放的な雰囲気は見て取れますが敷地から奥まって配置されいてることや、やはり少し建物の位置が高いことなどで見えすぎているようなイメージではないですね。前面の植栽もほどよく視線を遮ってくれそうです。
広いテラスのおかげで大開口が楽しめる
軽井沢という素晴らしい周辺環境もありますが、この大開口からの眺めを人の視線を気にせずに楽しむためには、大開口に接した広いテラスがポイントです。こちらも敷地の高低差を利用し、部屋の中からの風景は森の緑しか見えません。また、周りからの視線は、高さ、そしてテラス分の距離もあって気にならないのでしょうね。
海の近くの大開口の家
海の近くに建つこの家は、基礎から建物が跳ねだしていて、浮いているように見えるので、まるでそのままふわりと海に浮かびそうなイメージです。道路面に向かって大開口があるのですが、こちらも道路との高低差によってそれほど視線を感じずに済みそうです。
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ライター/writer amodanca