心地よさの、その先へ。物語を感じさせる家づくり

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使い勝手の良さや快適さは、家に求める条件の基本。そこに「自分らしさ」をプラスしていくと、より一層愛着の持てる家が出来上がっていきます。
自分らしいライフスタイルが表現された住まいには、「物語」が感じられるもの。家族が思い思いの場所に座って会話する光景が目に浮かぶリビング。料理が何倍も楽しくなるこだわりが詰まったキッチンなど…。住む人の顔や日常が見えてくる、ストーリーのある住まいをご紹介します。

子供が料理を手伝いたくなるキッチン

オーダーメイドで作ったこちらのキッチン。見ているだけで何となくワクワクするのは、高さや奥行き、引き出しの寸法まで考え抜いたというこだわりが伝わってくるからではないでしょうか。
スペースに余裕があり導線も計算されているから、子供も進んで料理をお手伝い。ホームパーティーをしてお客様に入られてもノープロブレムです!

収納とキャットウォークを両立した棚板

東京都心の住宅地に建つ古い家をリフォーム。古い柱はそのまま残し、元の家の風合いを活かしながら、使いやすいLDKにしています。
外周をぐるりと囲むポプラの棚板は収納用ですが、実はこの家に住む2匹の猫のキャットウォークにもなっているそう。「猫と暮らす」ストーリーが見えてくる住まいです。

第二のリビング、緑いっぱいの中空テラス

リビングからフラットにつながるテラスを、「第二のリビング」として活用している住宅です。雨にさらされることを考え、ソファやテーブルは亜鉛製。グリーンをふんだんに置くことで、単なる屋上ではない、くつろぎの空間が出来上がっています。
日光浴に読書、友人を招いてのバーベキューなど、都会の空の下での楽しみ方がいくつも浮かんでくる、まさに「青空の下のリビング」!
「元気が出るようにカラフルな部屋に住みたい」「ホッと落ち着くためにグリーンを身近に置きたい」といった何気ない思いから、ストーリーのある家作りは始まるもの。あまり考えすぎず、自分の好きなものを少しずつ暮らしに取り入れるだけでも、家は他にはない個性を発揮し始めます。みなさんも、家を通して自分だけの「物語」を紡いでみませんか?

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ライター/writer 玉置