季節の木々や花々が近くにあると癒されますよね。「家を建てるなら、思う存分ガーデニングを楽しめる家がいい」「庭を中心にした家を建てたい」という思いを持つ人も多いのではないでしょうか。
今回は木々の緑を存分に、思い切って取り入れたお家をご紹介します。
ロマンティックな白バラの家
美しさのあまり近づきがたい気配すら漂わせる、白バラが咲き誇る玄関ポーチ。奥へゆけば、美しいお姫様が眠っていたり、呪いで獣の姿になった王子様なんかが出てきそうですね。中庭部分にシンボルツリーを植えて奥行きを出し、足元にはパステルカラーの小さな花々をあしらって、四季の移り変わりを堪能できる表玄関に仕上げました。壁も真っ白で統一しているので、これからバラが茂るほどに、明るい雰囲気に満ちて優雅な家の顔になっていくでしょう。
内と外が曖昧なガーデンハウス
こちらは緑がのびのびと育つ環境づくりに特化したお宅です。天井だけでなく壁からも太陽光を取り入れられる設計と、それによる温度上昇を調節し、外気を取り入れる換気システムを備えています。外にいるような気分を家の中で、家の中にいる気分を外で。二つの異なる空間の境界があいまいになり、どちらもの長所を住宅に取り入れるという画期的な試みが取り入れられています。植物が育ちやすい環境では、人もまたのびのびと暮らせるのではないでしょうか。
グリーンの中で優雅なひととき
丹精込めて育てたガーデンテラスをのんびり眺めるために、バーカウンターをつくる。大人の趣味の楽しみ方としては最上級ではないでしょうか。平日の夜はウイスキーをちびりとやりながら夜のお庭を眺め、休日は光の中で輝く若葉をコーヒーとともに。昼の高いうちからビールやワインを傾ける…なんて想像しただけでも素敵です。お部屋の中にも観葉植物をちりばめて、自然の中でのんびりとしている気分を味わって。ああでも大人の愉しみのマナーとして、飲みすぎは禁物ですよ。
関連まめ知識
関連Q&A
ライター/writer little-maya