新築を建てる予定の方、リフォームを検討している方、インテリアを一新したいと思っている方などなど……。年も新たに2017年を迎え、改めて“住まう空間”について考えてみるのはいかがでしょうか。
今回は春まで待ちきれない、暖かく癒しを感じさせてくれるリゾート感のある住宅をご紹介します。暖かい空気を感じるような南国感のある住居かた、非日常的なリッチな時間を味わえるような住居まで、夢のようなリゾート感を取り入れている住宅の例を5つご紹介します。
家全体をリゾートっぽく仕立てるもよし、ある一部分のスペースに取り入れるもよし、取り入れ方もさまざまです。今回紹介する住宅の例は、見ているだけでも寒さを吹き飛ばしてくれるはずです。
南国スパのようなリッチな家
テラスにはプールも設置されているリゾート感溢れる住宅。太陽の光を十分に取り込むことができる解放感あふれる窓や、空間を広く見せる高い天井を利用して、室内にさまざまな観葉植物を取り入れると南国のようなスペースを演出できます。
室内のインテリアは観葉植物との兼ね合いを考え、ベージュなどのブラウン系やクリームホワイトなど、ナチュラルカラーに統一すると、よりゆったりとしたリゾート感のある空間を演出することが可能です。
春から夏にかけてはリビングの窓を開け放ち、テラスと室内を一体化して食事を楽しんだりするのも贅沢ではないでしょうか。
高級レストランを思わせるテラス
家の一部分をリゾート感のある空間に仕立てたい場合は、テラスに取り込むのがおすすめです。
写真の住宅のように陽当たりのよさを十分に生かして、リビングとテラスがつながるようにすれば、夏には友人を呼んでバーベキューを楽しんだり、家族で暖かい空気を感じながらディナーを楽しんだり、のんびりと椅子に座りながら読書を楽しんだりと、幅広いシチュエーションで楽しめるはずです。
写真のようにホワイト基調としたインテリアを取り入れれば、ヨーロッパの地中海地域のような洗練された印象を与えてくれます。
竹林を望む、癒しのバス空間
浴槽の目の前に広がる竹林を眺めながらゆったりとしたバスタイムを楽しめるスタイルのバス空間。竹林はまわりから見えないようきちんとプライバシーを確保してくれる目隠し代わりの役割も果たしています。
また、青々と茂った竹林を存分に楽しめるよう、バス空間には大きな鏡も配置されていて、鏡で外を映し出すことによって、より広々とした印象を与えてくれます。
夜にはライトアップされるように工夫すれば、1日中どんな時間帯にでも温泉旅館にいるような癒しの景色を独り占めできます
夏には気持ちよいバルコニーのある家
屋上やテラスに人が集まれるような空間を作るなら、写真の住宅のようにリゾートホテルの一室のような仕立てにしてみるのはいかがでしょうか。
春から夏にかけては、週末には友人を招いてランチパーティーを楽しんだり、ディナーを持ち寄ってお酒を楽しんだりと、さまざまな利用方法があります。インテリアにはビーチを思わせるような素材や、雨に濡れても汚れないタイプをチョイスするのがベター。
ここまでリゾートのように作りこまれたテラスや屋上なら、毎日でもそこで過ごしたくなるはずです。
心身をリフレッシュしてくれる特別な空間
目の前に望む木々が、日々の生活から解放してくれるような癒しの空間。疲れた心身を癒してくれるような“ホッ”とできる空間は、ひとりの時間を存分に楽しむのにぴったりです。読書をしてみたり、昼寝をしてみたり、挽きたての美味しいコーヒーを飲んでみたりと、普段なら時間がなくてゆっくりとできないことを、このような空間ではぜひ楽しんでみてください。時間を気にせず過ごすことの贅沢がここには詰まっているはずです。
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ライター/writer 栗原